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September   2004

2004 / 9 / 29 ( wed )
晴れ

 浦添の「太郎」で、川満シェンシェー聡とエンケンさんのライブの打ち合わせをしつつ昼飯を食べる。シェンシェーは、持参の弁当箱に火ぬ神用のご飯を詰めていた。エライ。
 「Picture's Cafe」で、中江裕司らと約1カ月ぶりの長い打ち合わせ。約3時間。ボヤけていたフォーカスが少しずつ合ってきた気がする。
 国際通りでブルーハーツを歌う若い男性のそばを通り過ぎる。少し前なら道端でカバー曲を歌うことの意味に思いを巡らせていたと思うのだが、何か悪くないなぁと思った。

2004 / 9 / 28 ( tue )
9月28日(火)
曇り

 昼間はスコブル工房の代島さんと新聞社を回る。
 夜、以前琉球朝日放送にいた土江さんより電話。アジアプレスの綿井健陽さんのイラクを題材にした映像作品を沖縄で上映できないかという相談。やれるといいなぁ。

綿井さんのホームページはこちら
http://www1.odn.ne.jp/watai/

2004 / 9 / 27 ( mon )
曇り時々雨、風強い

 タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの公演にモンゴル800の出演が決まりました。10月17日、ダンスクラブ松下での公演です。

2004 / 9 / 25 ( sat )
曇り時々雨、のち暴風雨

 午後、「風音」事務局の新垣さんと合流して沖縄市民会館へ。タラフ・ドゥ・ハイドゥークスと映画「炎のジプシーブラス」のチラシをビッグバンドジャズの公演パンフに折り込ませてもらう。終了後、プラザハウスのカフェで打ち合わせともつかぬ打ち合わせ。
 夜、玄関の扉を開けると、遠くから歓声とほとんどノイズにしか聴こえない音楽が聴こえてくる。今日はMr.Childrenのコンサートが近所の野外劇場で行われるのだった。実はヒートウエイブに影響を受けているという桜井和寿を他人と思えないので、彼らのアルバムは結構買っている。桜井のボーカルスタイルとか作品はおそらく山口洋の影響を少なからず受けていると思う。
 ミスチルもみたかったが、もちろんチケットはないので、長田のプチ☆カフェBarでの、伊波緑さんとピッピ隊音楽部のライブに足を運ぶ。タクシーで行ったら1000円もかかった。

 普天間基地は危険でうるさい基地なのだが、何はともあれ邪魔臭いのだ。町の真ん中にあるから同じ市内なのに延々と回り道を強いられる。だからタクシー代も高くつく。市内を循環するバスはない。バスの乗り継ぎ料金みたいなものだってもちろんない。ったく。行政機能が集中する市役所は山側にあるのだが、基地を挟んだ反対側には支所すらない。博物館で住民票ぐらいは受け取れるらしいが、市民向けのアナウンスはほとんどなされていない。まともな住民サービスは期待薄だ。誰も取り上げてはくれないが、これも立派な基地による負担だ。海側に越してきて13年になるが、一つも改善されていないように思う。返還・撤去に時間がかかるなら海側に小さくても支所を作って欲しい。

 プチ☆カフェBarは2週間前のほぼ倍のお客さんが入っていた。一番手は伊波緑さん。「温度計」「ドロップ」という新曲が好き。今日は歌にもピアノにもなんだか安心感があった。ここはマイクを一切使わない生音なのだが、彼女の生々しい歌声を聴いてもらうにはピッタリじゃないかな。「うちにいるみたいで落ち着く」と緑さんは教えてくれた。「ぼくの武器は頭だ…」、中村達也(exブランキージェットシティー)のドラムと一緒に聴いてみたい。
 ピッピ隊音楽部も新曲が良かった。「おねだり」、「タイクツな王様」、「キコエナイ唄」、「宇宙」。特に「宇宙」は泣く。この4曲は先月の九州ツアーのために録音して、CD-Rを会場で販売したのだとか。
 最後の曲は緑さんとピッピ隊の4人の共演で「アメリのテーマ」。この2組の共演というのは、大袈裟だが僕にとってはスプリングスティーン&ディラン、U2&BBキングの共演とかに近い。非常に感慨深い。
 帰りに隊長から九州ツアーで作ったCD-R「キコエナイ唄」を頂戴する。ジャケットのイラストは幼馴染みのアジサカコウジ。ありがとう。
 店を出ると暴風雨だった。

2004 / 9 / 24 ( fri )
曇り

 夕方、沖縄移住本の座談会に呼ばれる。昨今の見境のない移住ブームには、個人的にはとても否定的だ。ひどく矛盾した気分なのは、こういう本がそういうことをさらに助長することを知っているから。

2004 / 9 / 23 ( thu )
晴れ

 昨日、今日とラジオ番組の収録に呼ばれた。ライブやCDのプロモーションで、ブッキングすることは多いが、自分で出るのはまれ。お願いされても断ることの方が多い。理由は簡単、自分の声が大嫌いなのだ。自意識過剰といわれるかもしれないが、インタビューテープで自分の声を聴くのも嫌いだし、携帯電話の調子が悪くて自分の声が反響して聴こえてくるのも嫌なのだ。だから声がよくて唄の旨い人に憧れるのだと思う。
 今回、出演したのはタラフ・ドゥ・ハイドゥークスの公演の宣伝のため。昨夜のラジオ沖縄の島袋幸子さんの番組では30分近く、今日の琉球放送の宮城麻里子さんの番組には丸々1時間出演させてもらった。話し相手が非常にクレバーなので、長時間だったが素人の私でも全然気になることはなかった。
 放送はそれぞれ9月30日と10月12日の予定。


2004 / 9 / 21 ( tue )
晴れ時々雨

 連休明け、いろいろバタバタと動きが多い。夕方、ホテルニューオキナワの会議室で我如古より子さんと吉川忠英さんへのインタビュー。大きな山を乗り越えて新しい音楽を作り上げた2人の表情は何だか清々しかった。10月20日に出るアルバム「唄遊びII」は、新たな沖縄のスタンダード曲になりそうな作品が満載。ライナーを書かせてもらったので、愛着もひとしおという感じだ。


2004 / 9 / 19 ( sun )
晴れ

 泡瀬のサッカー場で、サッカー九州リーグ、沖縄かりゆしFCvsニューウエイブ北九州の試合をみる。選手監督全員の退団が決まっている沖縄かりゆしFCの地元での最終戦。結果は3-1でかりゆしFCの勝ち。とてもアグレッシブないいチームなのに、本当にもったいない。池間さんをはじめとする、沖縄かりゆしFCのサポーターの面々には改めて経緯を表したい。

2004 / 9 / 17 ( fri )
曇り

 夕方、久茂地のauのサテライトスタジオでFM沖縄「リポーズ・アフターアワーズ」の公開生放送で、ゲストの比屋定篤子さんに付いて立ち会う。カラオケで「心溶かして」とウクレレの弾き語りで「ウクレレラブ」の2曲を披露。
 終了後「BakuSun」へ。桑江さん一行と合流。12月、再び沖縄でのライブが行われることに。
 さらに一人打ち合わせで安里の「乱波洞」へ流れる。

2004 / 9 / 15 ( wed )
晴れ

 午後5時、桑江知子さん一行をハーバービューホテルへ出迎え。夜、モッズにてライブ。「恋島」はとてもいい曲だと思う。沖縄で暮らす人には書けないと思わせる、不思議な距離感がある曲。
 終演後、桑江さんのおばさんの店、よね食堂で打ち上げ。美味しい手料理をいただく。



2004 / 9 / 14 ( tue )
晴れ

 朝から琉球ラーメンの店の取材。豚骨ベースのこってり系は好みの味で、美味しかったが、それだけでお腹いっぱいで、夜まで食が進まず。

 某役所にて。原則論ばかりを繰り返す職員とそこを何とか突き破ろうとする俺。決して無理なお願いをしているわけではないのだが、延々とノラリクラリとした対応で、ホトホトあきれてしまう。いくら言っても平行線でラチがあかないので、結局、こちらが引くことに。酷く無駄なエネルギーを費やしてしまった。

2004 / 9 / 13 ( mon )
晴れ

 夕方、コザのスタジオ、パワーステーションヘ。pipinのレコーディングの陣中見舞い。pipinは福岡出身の女性シンガーソングライターで、現在は東京在住。知人でイラストレーターのアジサカコウジを介して、今年の2月の「cafe strada」というイベントに出演してもらった。縁あって、沖縄でアルバムのレコーディングをすることになったという。
 歌入れも終盤という彼女は、ちょっとヨレヨレな感じだった。でも、モニタースピーカーから聴こえてくる歌声は悪くなかった。発売は来年の予定。またライブができたらいいなぁ。

 タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのダンスクラブ松下の公演にビッグゲストの出演が決定。発表は今月下旬の予定。

2004 / 9 / 12 ( sun )
晴れ

 北谷公園陸上競技場で午後1時キックオフの、サッカー天皇杯沖縄県予選決勝を観戦。FC琉球 vs 沖縄海邦銀行SC。九州リーグを闘う沖縄海邦銀行SCが一応格上とはいえ、準決勝で沖縄かりゆしFCを敗ったFC琉球にかなり分があるように思われる。FC琉球には、何だか本気の勢いがある。それは有無を言わさない殺気すら感じるようなもの。沖縄海邦銀行SCは、引き気味に守ってカウンター狙いというのが数少ない打開策のような気がする。
 前半、予想通りの展開。FC琉球は4バックの右サイドの2番の選手がガンガンサイドを上がっていく。それでバランスを崩した沖縄海邦銀行SCは、左サンドも手薄になって、ゴール前に攻め込まれるシーンもたびたび。カウンター狙いの感じの沖縄海邦銀行SCだが、ディフェンダーからのパスの出しどころがなく、ほとんどいい展開を作ることができない。セットプレーのチャンスもものにできず。しかしFC琉球のまずい攻めもあって、前半は0-0で折り返す。 
 ハーフタイム、バックスタンドに陣取ったFC琉球サポーターの応援がひどい。どこかの太鼓の団体が動員されているらしいのだが、PA装置をセットして大音量の音楽に合わせてのパフォーマンス。沖縄海邦銀行SC側がどうしてクレームを出さないのか、またサッカー協会も何故止めさせないのか不思議である。
 後半、FC琉球が1点を先制すると、それまでかろうじてつながっていた沖縄海邦銀行SCの緊張の糸は、どこかで切れたように見えた。

 夜、宜野湾のプチ☆カフェバーへ。伊波緑&ピッピ隊音楽部のライブへ。PAなしの生音。良かった。音楽での表現ということに非常に不器用なまでに真正面から立ち向かっていくこの2組、結構近い場所に立っていると思う。メンバーから九州ツアーのお話を聞く。「玉屋」の歌が聴きたかった。次回、この2組のライブは9月25日、同所で。
 プチ☆カフェバーへの生き帰り、沖縄国際大学の米軍のヘリ墜落事故現場のそばを通る。いや〜こんなに近いとは思わなかった。

2004 / 9 / 11 ( sat )
晴れ

 3度目の9.11。
 夜、ザッピングしていたら、友部正人さんが海辺で「一本道」を歌っていた。そのまま眺めていたら、高田渡、三上寛、加川良と、付き合いのあるミュージシャンが続々と現れて驚いた。そして最後に井上陽水。井上陽水と、その同世代のミュージシャンが、沖縄で30年ぶりの同窓会という番組らしい。井上陽水さんとは付き合いはないが、是非、モッズやグルーヴあたりで人知れず歌っていただきたい。東中野の小さな店で弾き語るあなたの姿を目撃したという人も知ってますよ。沖縄でも是非。


2004 / 9 / 9 ( thu )
曇り時々晴れ

 お昼過ぎに空港へ。モントリオール帰りの上間宗男さんの出迎え。テレビ局や新聞社の取材もお願いして、ミス沖縄の花束贈呈も。本部からも約20人の人が出迎えに来てくれて、賑やかなセレモニーとなった。
 午後4時、琉球放送で普天間かおりさんと合流。プロモーションでインタビュー3本を受けてもらう。ほかの人のインタビューをそばで聞くのは何か苦手で、電話をかけたり、隣の席に移ったり。最後はチャイハナにて、私がインタビュアー。音楽とはかけ離れた内面についての話しに脱線する。「普天間さんの歌のコアにあるのは、深い悲しみとか寂しさのような気がする」と言うと、「私は実は内向的なんです。歌は好きだけど一歩外に踏み出すのはいまだに苦手なんです。常にコンプレックスと闘いながら歌っている」とのこと。そんな想いが、歌に反映されているんだなぁと思う。
 沖縄かりゆしFCの加藤久監督と全選手が今季限りで退団とのこと。辺野古のボーリング調査開始と同じくらい悲しいニュース。サッカーも野球も企業の論理が優先するとロクなことがない。FC琉球や海邦銀行SCがうまくいくとも思えないし、本気で沖縄からJリーグを目指すのなら、じっくりと時間をかけて一から市民球団を作るのが一番だと思う。


2004 / 9 / 8 ( wed )
曇り

 夜、サッカー観戦。インドvs日本、in コルカタ。カルカッタの方がまだピンとくるなぁ。ハーフタイムに停電とはインドらしい。4-0で日本の勝ち。もっとフォワードに点とって欲しい。
 それにしてもサッカー中継、試合をやっている街の様子も見てみたいぞ。カルカッタから衛星生中継なんていう機会、ほとんど皆無といってもいいんだから。次のオマーンもそう。何かもったいない。


2004 / 9 / 7 ( tue )
9月7日(火)
曇り

 朝、モントリオールの山上徹二郎さんからメール。映画「風音」が、モントリオール世界映画祭でイノベーション賞を受賞したとのこと。

<以下、メールからの引用>

今モントリオールの時間で9月6日の午後5時です。午後2時頃授賞式が終わりました。
『風音』はイノベーション・アワード(イノベーション賞)という賞を受賞しました。
この賞は新しい賞で、『詩的で、現代的な、非常に美しい革新的映画のために』というコメントを、映画祭代表のセルジュ・ロジックさんから直接告げら
れました。
また、こちらの映画批評家からも、「『風音』は、作品の本質的な面を新鮮な目で見つめた、大変美しい映画である」という評価をもらいました。
また主演の上間宗男さんや東陽一監督には、多くの観客や映画祭関係者から特に賞賛の声が集まっていました。
なお、グランプリはイスラエルのエラン・リクリスという監督の『The Syrian Bride』(シリア人の花嫁)でした。

東陽一監督のコメント
「自分の監督作品が賞をとったことはとても嬉しいことですが、今回は特に、それが沖縄で生まれた作品であること、それを『詩的な質の高さ』として評価されたことが最も大きな喜びです」

主演の上間宗男さんのコメント
「モントリオールやケベックの広大な土地の風景を見て感慨深かった。一番強い印象を受けたのは映画を見た観客が、若い人も年とった人も、涙を浮かべるようにして、感動したと言いに来てくれたことです。この映画に出て東監督に会えたことを本当に感謝しています」

念のため、映画祭のHPをお知らせいたします。このサイトで正確な情報を知る
ことができると思います。
http://www.ffm-montreal.org/

取り急ぎの第一報をお送りしました。



 新井英一さんを空港へ送って、「風音」の上映事務局へ。新垣さんと今後の打ち合わせ。さらに「田原屋」にカレーを食べにいく。旨い。辛い。
 県内のマスコミ向けのプレスリリースを作って、明日には受賞のお知らせを流そうと話をしていた矢先、夕刊に共同通信から配信された記事が掲載される。暗いニュースしかないから、こういう明るいニュースは一時も早くということなのか。

2004 / 9 / 6 ( mon )
暴風雨のち曇り

 一日、家で仕事。我如古より子with吉川忠英のアルバム「唄遊びII」のライナーノーツの原稿を書いたりする。

2004 / 9 / 5 ( sun )
暴風雨(台風18号)

 風速40m以上の暴風雨の中、ムジカにて昨夜に続いての新井英一ライブ。予約をしてくれた人には無理して来ないでくれと電話を入れたがそれでも20人以上の人が足を運んでくれた。

2004 / 9 / 3 ( fri )

 アコースティックギタープレイヤー吉川忠英さんに電話で話をきく。
 夜、ムジカにて鈴木亜紀ライブ。今夜も素晴らしかった。どうにかして、彼女の唄をもっと多くの人に聴いてもらいたいと、改めて思う。


2004 / 9 / 2 ( thu )
晴れ

 FM沖縄のバースデーライブを、車のラジオで、聴くとはなしに聴く。2日間で、これだけのアーティストが勢揃いというのは流石にすごいと思う。でも、何となく透けて見えてくる様々な思惑…。そういう場所からおそらく最も遠い場所にあるソーク・ワクチンは、相変わらずな感じで悪くなかった。おそらく素のままの3人。ラジオではお姉ちゃんの踊が見えないのが残念なのだが、何となく目が点になった多くの観客と出演者の顔は想像できた。
 そうした騒々しい宜野湾の屋外劇場とは違うコザのモッズの夜の淵で、鈴木亜紀ライブ。今夜は先日にも増して素晴らしかった。足を運んでくれた人たちの反応も悪くなかった。
 終演後、名古屋の酒井さんに誘われた古謝美佐子さんと佐原一哉さんがやってきた。久しぶりにゆっくりと話をする。相変わらず忙しそうだなぁ。
 最後は「宮古そば・愛」の宮古そば(小)でしめる。



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