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July   2004

2004 / 7 / 31 ( sat )
晴れ

 午後、外出するまで原稿を書く。
 夕方、那覇OPA屋上の「ムンド」へ。伊禮さんとカツヒデに久しぶりに会う。クラブ以外にビアガーデンとダイニングカフェが出来ていた。かつてハーベストファームの事務所がこの洒落たビルの屋上にあったことを知る人も今は少ない。一合瓶ライブもここのガジュマル広場から始まったのだ。
 1フロア下のタワーレコードに寄る。ワールドミュージックコーナーには、小さくだけどタラフ・ドゥ・ハイドゥークスのコーナーが設けてあった。「PAPER SKY」という雑誌に村上春樹のインタビューを発見。(数日前にも彼の話を書いたが、特別彼が好きというわけではない)彼が今暮らしたい街ベスト3は、ボストン、ストックホルム、シドニーなのだそうだ。僕があげるとすれば、バンクーバー、バンコク、石垣島。

 久しぶりに「CHAIHANA」に寄って「BakuSun」へ。今日は松田しのぶさんの那覇で初めてのライブ。会場を紹介したこともあって、招待していただいた。NHKのディレクターの新城裕子さんと江崎さんに会う。新城さんは旅行会社に勤めていた頃、彼女たちのゼミ旅行をアレンジしてインドまで一緒に行ったことがある。ほぼ10年ぶりぐらいの再会。
 松田さんの生の唄を聴くのは初めてだった。一曲一曲を丁寧に紹介してくれるという進行のおかげで唄をじっくりと楽しめた。少し低めの艶のある声がよかった。オリジナルをもっと多く聴けるといい。
 帰り際、カウンターにいた上地正昭さんと言葉を交わす。


2004 / 7 / 30 ( fri )
晴れ

 午前中から雑務に追われる。アマリア・ロドリゲスをBGMにコトは少しずつ進んでいく。
 夕方、月末の金曜日で大渋滞の那覇に出て、松尾〜久茂地界隈を歩く。
 午後8時、糸満高校(?)の吉本健二さんとアルテ崎山店で待ち合わせて、霜鳥美也子さんと9月の新井英一ライブの打ち合わせ。ホールの中ははじめて見せてもらったが、想像していたのとは異なる、ちょっと不思議な感じの空間だった。タラフの公演に関するサジェスチョンをいただく。
 
 以前にも書いたが、このタラフ・ドゥ・ハイドゥークスというバンドは、ル−マニアの出身のジプシーバンド。ジプシーという言葉は、最近は使わないそうだが(ロマと呼ぶ)、彼らは自らをジプシ−義賊楽団と名乗っている。
 僕は偶然にも、4年前に彼らが初来日した時、「アルタン祭り」という日比谷野外音楽堂で行われたイベントで出会った。アイルランドのアルタンをはじめ、いくつかのヨーロッパのバンドが出演していたのだが、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスが一番印象に残ったのだ。13人という大編成で、演奏されるのはものすごい疾走感のある音楽。早くて表情が豊かで、情感がたっぷり。そんな音楽を実に渋い70代から30代の13人の男が聴かせてくれるのだ。
 今年、映画「風音」の音楽にに起用されて、偶然にも沖縄とつながったわけだが、これはすでに4年前に決まってたのかもしれない。

 俳優 ジョニー・デップ曰く。
 「聴けばたちまち生きてる実感がわき上がってくるんだ」(フランス・スタジオマガジン誌)。コレ、マジです。



2004 / 7 / 29 ( thu )
晴れ

 映画「風音」のコザ上映に付き合いつつ、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのプチ・プロモーション。上映会場にあらわれたエイサ−会館の仲真さんと上映会の実行委員長の今郁義さんと、タラフの公演のゲストの件で相談。面白いアイデアをいただく。しかし、ハードルはまだまだ多い。




2004 / 7 / 28 ( wed )
晴れ、時々にわか雨

 昼食を昨夜と同じcafe「BANANA」でいただく。豆と牛肉のカレ−、旨い。沖縄特集をしていた雑誌「エスクワイア」を手にとる。特集は目次だけ見れば十分という感じ。特に読みたいと思う記事もなく、写真だけを目で追う。巻末の村上春樹の新連載に関するインタビュ−記事に目がとまった。彼が気にいっている音楽/レコードを紹介するページらしいのだが、インタビューの中で彼はブルース・スプリングスティーンのことを絶賛していたのだ。わかっている人がいて心から嬉しい。アルバム「ライジング」は傑作だと信じて疑わず、昨年はニュージャージーまで彼のライブに足を運んだものの、日本国内で、アルバムはほとんど相手にされなかったもんね。ここ数日のうちで一番いい気分になりつつ、再びプロモーションへ。
 3時過ぎの飛行機で那覇へ戻る。
 夜、アジアカップのグル−プリ−グ「日本vsイラン」戦。ユーロのグループリーグで2連勝したチェコは、決勝トーナメント進出が決まったドイツ戦で主力選手の多くを先発から外した。このアジアカップで、気温40度の中、過密な日程で試合をすることを考えると、今日の日本代表もチェコと同じように主力は温存するべきだと思うのだが、ジーコはタイ戦と同じスタメンを組んできた。彼は決勝まで進むことを考えていないのだろうか? 例えこの試合に負けても、次に当る韓国は手の内を知り尽した相手だし、攻略できないことはないと思うんだが…。2002年のワールドカップの決勝トーナメント1回戦、日本vsトルコの時に、フィリップ・トゥルシエがグループリーグの時のメンバーを大幅に入れ替えて、大きな非難を浴びたが、あの時の状況ともまったく違うのだ。
 今夜の結果は0-0のドロー。予選を1位突破はできたものの、次戦以降がかなり心配。


2004 / 7 / 27 ( tue )
晴れ、時々にわか雨

 今日もいろいろな場所を歩く。宮古以来人疲れしている。もっとガサガサとやれればいいのだが。上映事務局の新垣さんは、顔色ひとつ変えず実にタフである。
 夕方、テレビをつけると。レアルマドリッド御一行がお台場のホテル日航東京に到着する様子を中継していた。ヘリコプターまで出して。アホか。彼らがテレビに映したいのは、サッカーそのものじゃなくてベッカムの姿だけなんだよなぁ。恥ずかしい。
 夜「すけあくろ」へ。12時前に出て近所に新しく出来たcafe「BANANA」へ。入口にあった「GUINESS」のロゴを見逃さなかったのだ。まさか石垣島でGUINESSの生を味わえる日が、こんなに早く来るとは思わなかった。真新しいカウンターで久々のGUINESSをじっくりと味わう。来月、また来よう。


2004 / 7 / 26 ( mon )
晴れ

 朝8時台の飛行機で石垣島へ。JTAのフライトアテンダントは、何であんなにせからしいのか? やれ左手に宮古島、右手に多良間島、その上が水納島、着陸するから日除けは上げろ…。安眠妨害もはなはだしい。
 今回も映画「風音」のプロモーション。いろいろな場所を訪ねていろいろな人に会う。最近個人的にヒット中の甲斐バンドのライブアルバム「流民の唄」を持参。レンタカーのCDで聴く。「嵐の季節」サイコー。一緒に行った事務局の新垣さんには迷惑だったかな?
 仕事を終えた後「すけあくろ」を目指すが休みで「島梟」というバーで、オヤケアカハチ池原興一さん(コーチャン)と合流。彼が瓶詰めした「白百合」を飲む。彼は夜毎島の飲み屋に通い「白百合」を消費している。生産から消費まで一環してやる男、池原興一。
 泡盛業界は瓶詰めの日付を明記することになったらしく、今夜の三合瓶には6月10日と記されていた。コーチャンによると、新酒でも最低1年は寝かせて出荷するそうだ。そういえば「白百合」の古酒はあるのかと聞くと、あと2カ月で3年モノができるという。しかしそのすべては那覇の業者が買い取るため島ではまったく出回らないのだそうだ。非常に小規模な池原酒造所。決して波照間酒造の「泡波」のようにはならないでね。午前1時過ぎホテルへ戻る。



2004 / 7 / 25 ( sun )
晴れ

 お昼前から原稿書き、雑務もろもろ。
 夕方、桜坂シネコン琉映にタラフ・ドゥ・ハイドゥ−クスのライブの予告編を届けたついでに「69」をみる。故郷佐世保を舞台にした村上龍が原作の作品。映画の評価云々の前に懐かしい風景ばかりで楽しかった。
 桜坂からそのまま沖映通りのライブハウスBe-Jam Pop Clubへ。アコースティックMのCD発売記念ライブをみる。お客さんはいっぱい。2人の衣裳のイメージがこれまでと違っていた。音も良い感じで久しぶりのステージを楽しませてもらう。
 その足でパラダイス通りの「カンプノウ」に寄る。オーナーの池間さんは、8月のジュビロ磐田vsバルセロナの試合をみにいくそうだ。うらやましい。
 帰り道、甲斐バンドが聴きたくなってCDを「流民の唄」に変える。
 明日から今月3度目の石垣島だ。


2004 / 7 / 24 ( sat )
晴れ

 再び朝からいろいろな人を訪ね歩く。午後、川満聡&上映事務局の新垣さんと丸吉食堂でそばを食べて空港へ向かう途中、信号待ちで停車中、おばちゃんに横からぶつけられる。警察を呼んで事故処理をしていると、飛行機がギリギリになってしまう。夕方、無事戻る。



2004 / 7 / 23 ( fri )
晴れ

 朝の飛行機で宮古島へ。映画「風音」のプロモーション。途切れることなくいろいろな人に会う。夜、川満シェンシェー聡と合流。


2004 / 7 / 22 ( thu )
7月22日(木)
晴れ

 明日1泊で宮古島に行くことになる。バタバタと準備。週末片付けるはずだった原稿を前倒しで書く。月曜日からはまた3日間、石垣島なのだ。
 部屋のCDプレイヤーには、アマリア・ロドリゲスのアルバムが入れっぱなしになっている。ポルトガルを代表する伝説のファドシンガーということで、ポルトのFNACでCDを買ってきた。すごく昔の寂れた録音の感じがいい。ずっと流していても疲れないし全然飽きることがない。
 ちなみに車のCDには浜田真理子のライブ盤。先日「情熱大陸」というテレビ番組で紹介されて、えらい人気なんだとか。この人の歌もずっと流していても疲れないし全然飽きることがない。矢野顕子がかすんで見えるみたいだ。

 秋〜冬のライブがいろいろと決まりつつあります。近々お知らせできると思います。

2004 / 7 / 21 ( wed )
晴れ

 コパアメリカの準決勝、コロンビアvsアルゼンチン。作業をしながら横目で見る。ペルーのスタジアムは照明が暗い。実力の差は歴然。アルゼンチンが終始圧倒して、コロンビアはゴールに近づくことすらままならない。コーフンを覚えることのないゲーム。3-0でアルゼンチンが勝つ。
 久しぶりに中江裕司と長い話。午後いっぱい費やす。またいろいろなことが始まるのか? 今では知っている人は随分少なくなったが、一応私は「パナリ本舗」にも所属しているのだ。
 夕方、映画センターへ、相談ごと。



2004 / 7 / 20 ( tue )
晴れ

 朝からローリーに呼び出されて近所のマクドナルドで会う。近況とか相談ごととか1時間ほど。何かいい形でできるといいなぁと思う。ワルツの東京ライブはいっぱいだったとか。ローリーは不思議そうな顔をして話してくれた。おそらくいろいろなタイミングで、今になったわけだけど、やっぱり何だか不思議な気がする。
 夜、アジアカップ、日本vsオマ−ン戦をみる。明らかに格下相手に引いてカウンターを狙うというのはどうなんだろう? ジーコは、ユーロのギリシャの戦術を真似るつもりなんだろうか? 勝つには勝ったけれど、こういうサッカーを見せられるのは、本当に時間の無駄だ。




2004 / 7 / 16 ( fri )
晴れ

 昨夜遅く、家に戻るとマンションの前の公園でセミが盛大に鳴いていた。そう珍しいことでもないが、何だか奇妙な感じだ。
 夕方、コザのでいごホテルにて、映画「風音」のコザ上映について今郁義さんと打ち合わせ。帰りに「Zazou」に寄ってコーヒーをいただく。




2004 / 7 / 15 ( thu )
晴れ

 午後1時、クラブDセット入り。どうしても時間の都合がつかず、間にそば屋の取材を入れる。
 リハーサル。tell-meの調子は少しは戻ったんだろうか? でも、まだバンドの音に負けている感じだ。食事をする暇もなく開場。人の波が押し寄せる。またたくまに席は埋まってしまった。
 10分押しで開演。ステージへと向かうtell-meは、何だか顔色を失って見えた。故郷で、初めてのワンマンライブという緊張からくるものなのだろうか? やはりライブ前半は唄がバンドに押し込まれている感じ。いつものガツンというパンチとかキレがない。MCの言葉の端々からも緊張の色がにじんでいる。
 ところがライブの中盤、「Choro de ji ma ma」というインストの曲の後から何かが変わった。前に向かおうとする気分が歌にあらわれるとでも言えばいいんだろうか。彼女自身の歌への集中力がグンと上がった気がしたのだ。そこからラストまでは、バンドの力も自分のものにして圧倒的な形で押し切った。
 きっと「Choro de ji ma ma」のブレイクのところで、何らかの修正が加えられたに違いない。
 「BakuSun」にて打ち上げ。



2004 / 7 / 14 ( wed )
晴れ

 レンタカーで島めぐり。池間大橋のそばの店で、ドラゴンフルーツ生ジュースを飲む。赤い毒々しい色だが、思いのほか美味しい。実をそのままミキサーにかけて砂糖を少し入れただけだとか。明日のji ma maのレコ発ライブ用に、ドラゴンフルーツを購入。アルバムのタイトルが「Dragonfryit Moon」というのだ。ドラゴンフルーツは、満月の夜に花を咲かせるとCDの資料に書かれていたが、池間のおばちゃんも同じようなことを話していた。
 夕方の飛行機で那覇へ戻る。
 おきなわJOHOの編集部で沖縄出身の女優の黒木メイサさんのインタビュー。来月、沖縄で上演されるつかこうへいさんの芝居で主演する。まだ16才なのだが実に美しく存在感もすごい。2年ほど前、今、ひんぱんにテレビCMに出演している同じ年頃の女性タレントと話をした時には全然インタビューにならずに困ったのだが、彼女は違った。とにかくクレバーで、回転が早い。芝居もつかこうへい劇団で、しっかりと鍛えられているらしい。彼女の名前は覚えておいた方がいいと思う。
 チャイハナで、ソニーレコードのji ma maのプロデュ−サ−森さんと明日の打ち合わせ。tell-meは、精神的にかなりくたびれているとか。今日のリハーサルの調子も今一つだったらしい。


2004 / 7 / 13 ( tue )
晴れ

 朝から小浜島へ。DA PUMPの忍くんのおじいが営む小浜島観光案内所でレンタカーを借りて取材。途中、カヤマ島へわたる。午後、COFFEE HOUSE「ヤシの木」で昼食をとっているところに、つちだきくおさんが訪ねてくれた。
 石垣島で石垣牛の焼肉屋を取材して、カメラマンの清水さんと2人、夕方宮古島へ渡る。

 

2004 / 7 / 12 ( mon )
晴れ

 昨夜、ほとんど眠れないまま空港へ向かう。再び石垣島へ。「じゃらん」の八重山取材。編集者&カメラマンと合流して波照間島へ渡る。なんとレンタバイクを借りることができず、自転車で島を回るハメになる。炎天下、運動不足の身には実に辛い。
 取材で訪ねた「パナヌファ」というカフェのご主人、岩崎さんが「エンケン(遠藤賢司)保存会」の会員であることを知り、思わず意気投合。
 夕方の船で石垣島へ戻り、夜、一人「すけあくろ」へ。ライブがない夜は、ジャズがかかる居心地のいい店。


2004 / 7 / 10 ( sat )
晴れ

 比屋定篤子さんのライブ。なかなかチケットが動かなかったが、結果的に立見が出るほどの人で埋まる。丸1年振りのライブは、相変わらずいい感じ。一応レコ発ということで、新曲が軸になっていたが、個人的には初期の「眠り」とか「祈り」も聴きたいと思うのは贅沢か? 客席にはSaigenjiさんの姿も。打ち上げは「BakuSun」。


2004 / 7 / 9 ( fri )
晴れ

 午前中、比屋定篤子さんのFM沖縄のゲスト出演に同行して、午後、コザの新しいカフェ&ベーカリーの取材。この「ラ・メール」という店、非常に良かった。1000円なのに驚くような超豪華なランチはオススメ。
 夕方5時過ぎにムジカに入る。ショーロクラブのライブ。集客は大苦戦だったが相変わらずの素晴らしい演奏。「ししいゆ」の打ち上げでは、作品、商品としての音楽について、けんけんがくがく。


2004 / 7 / 7 ( wed )
晴れ

 午後、宮古島へ向かう2人と分かれ沖縄へ。明日からライブ4連チャンだ。

 

2004 / 7 / 6 ( tue )
晴れ

 石垣島。暑い。



2004 / 7 / 5 ( mon )
晴れ

 午前3時起きで、EURO2004の決勝を観戦。ギリシャが1-0でポルトガルを下す。まさかとは思ったが…。
 そのままシャワーを浴びて空港へ。映画「風音」上映委員会の新垣さんと合流して石垣島へ。8月に行われる石垣島での上映のプロモーション。午後からは原作・脚本を手がけた目取真俊さんも合流する。夜の飲み会で大学時代の先輩と再会する。



2004 / 7 / 3 ( sat )
晴れ 

 やり残した仕事を少しずつ片付けはじめる。



2004 / 7 / 2 ( fri )
晴れ

 沖縄は蒸し暑い。時差ボケ少々。




2004 / 7 / 1 ( thu )
晴れ

 7:55台北着。
 チャイナエアライン122便。
 台北(16:30)-沖縄(18:45)。


     



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