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March   2003

2003 / 3 / 29 ( sat )
晴れ


 夜、浦添の「GROOVE」にて、伊波緑のレコ発ツア
ーの初日。5月下旬までの2カ月で5本のライブ。こ
れをツアーというかどうかは微妙なところだが、唄が
旅立って行くという意味においては、やはりツアーな
のだ。
 CDを作っておきながら、彼女のライブをフルで聴く
のは初めての経験だった。今回CDに収録されたオリジ
ナルや未収録のオリジナル、友部正人さんのカバー曲
など、約1時間半。多分、ここに立ち会った人の多く
は、何らかの衝撃を受けたと思う。僕も、昨年9月に
同じGROOVEで聴いたステージ以上に驚き、感動した。
 そのあまりにも自由で無防備な感じ。MCの中で「表
現する上で、すべての人は自由だ」という発言があっ
たが、まさにその言葉通りのパフォーマンス。
 きれいに歌うとか上手に演奏するという、多くのミ
ュージシャンが囚われているであろう呪縛から、解き
放たれた彼女の自由な唄と演奏は、とても美しかった。

 4月26日(土)に同じGROOVEにて、ツアーの追加
公演!が決まりました。


2003 / 3 / 24 ( mon )
曇り


 所用で宜野湾市役所へ行く。うちと市役所は、位置
的に米軍普天間基地をはさんでちょうど反対側になる。
住宅地の真上を低空で飛び交う軍用機&ヘリが危険き
わまりないことやまき散らす騒音のうるささは言うま
でもないが、いつも腹立たしく思うのが、市役所まで
行くのに、ものすご〜く迂回しなければいけないこと。
何しろ片道30分近くかかるのだ。最近は近所の博物
館で住民票などはとれるようになったらしいが、何し
ろ博物館だけにその程度の機能しかない。本当の市民
サービスを考えるなら、デューティーフリーショッパ
ーズの誘致云々の前に、近所に支所を作ってもらいた
い。
 その市役所の行き帰り、国道58号から普天間へと
向かう道の途中で、新しいYAZAWA CLUB(多分、
矢沢永吉のファンクラブか応援団)の交通安全の横断
幕を見つける。季節ごとに変わるらしいこの横断幕に
は、「ドライブはバラードで」と書かれていた。夜露
死苦って感じか?



2003 / 3 / 22 ( sat )
曇り時々晴れ


 注文していたDVDが届く。「人間は何を食べてきたか」
というドキュメンタリー。8巻組のボックスセット。
特典で一緒に贈られてきた斉須政雄さんの「調理場と
いう戦場」(朝日出版社)という本には、彼の直筆の
メッセージが書き込まれていた。
 曰く、
「いつも初心でやるんだ。
あの頃のワクワクとドキドキ大事にしないとね」。
まさしくその通りです。
 この本では「コート・ドール」というフレンチレス
トランのオーナーシェフである斉須さんの、仕事論が
展開されている。フランスでの修業時代から現在に至
るまでが綴られた、半自叙伝のスタイル。その仕事と
向き合う姿勢は、実にポジティブで、下手な小説より
も面白くてビジネス書なんかよりもよっぽど役に立つ。
 日本代表のアメリカ遠征が中止になる。キャプテン
曰く「移動に危険が伴うから」。同じ時期にウルグア
イとの試合を日本国内でやる話が進んでいるらしいが、
ヨーロッパのクラブチームに所属する日本人選手やウ
ルグアイチームの選手の移動にも危険は同じように伴
う。ひどく手前勝手な理由を言うもんだなぁ。
 Cinema dub Monksのマネージャーの森さんと
会って、サンプルをいただく。6月には昨年に続いて、
再びヨーロッパ遠征に出かけるそうだ。うらやまし。



2003 / 3 / 21 ( fri )
曇り


 「drive」。各方面で好評をいただいています。今日
も2つのラジオ番組にゲスト出演してもらいました。
1本はラジオ沖縄のチャットステーション。もう一つ
は、米吉奈々子さんが金曜の夜にやっている音楽番組。
これは3月28日の夜10時過ぎから流れるそうです。
売れますように。
 夜、具志川市民芸術劇場へ、Yaeさんのライブをみ
に。唄と演奏は申し分なかった。
 でも、企画や構成がよく理解できなかった。演奏中
に舞台上手に設けられたスクリーンに、イメージ映像
が上映されるのだが、そこにいろいろな文字が挿入さ
れるもんだから、音楽になかなか集中できなかった。
文字が目に入るとどうしてもそれを追ってしまうのだ。
ライブは2部構成で、2部の最初に司会者を交えての
トークショーがあった。スクリーンにYaeさんの写真
を映しながら話を進めていくのだが、司会者が要領を
得なくて、それまでのライブの流れを寸断することは
なはだしかった。それと、入場時に配られるパンフレ
ットで、曲順をすべてバラしてしまうのもどうかと思
う。
 主催者の思い入れはわかるのだが、舞台に立つ人に
すべてゆだねるのが基本だと思う。




2003 / 3 / 20 ( thu )
曇り



 「drive」の発売日と開戦の日が重なるとは…。
「も〜、何でよ〜!」とは、緑さんの弁。





2003 / 3 / 19 ( wed )
曇り


 ぶら下がりの記者会見で、アメリカ支持を発表する
ソーリ大臣。国会での議論を経ることなく、一国の意
志を勝手に表明するなんて、まるで独裁国家じゃん。
ほとんどの国民の意志を無視してさ。
 とっとと解散して、選挙やろうぜ、選挙。
 せめて「drive」の発売日に戦争が始まりませんよう
に。



2003 / 3 / 18 ( tue )
曇り

 学習しない男、ジョージ・W.ブッシュ。
 学習しない街、ハリウッド。また「赤狩り」だって。





2003 / 3 / 17 ( mon )
曇り


 バタバタといろんなことが始まる。
 伊波緑のアルバム「drive」が届く。嬉しい。
 EPOさんからメール。「そろそろ沖縄へ行きたい」。 
 琉球アンダーグラウンドのリリースパーティーが決
まる。7月11日(金)那覇市山下町の「ピンクサロ
ン」。コザの大物プロデューサー、クース・ビセカツ
氏が、スペシャルゲストDJで参加することに。レアな
島唄のお皿を大量に回していただきます。乞うご期待。
 5月のあしびなーの5周年記念イベント「あしびなー
ミュージックフェスタ」の概要が決まる。

 トム・ラブランクsaid「もう、殺しはたくさんだ」。



2003 / 3 / 16 ( sun )
晴れ


 新井英一ライブ「ブルースの夜」。新井さんの歌声
とそのイメージに一番合うのは、やっぱりブルースな
のかな?お客さんは、昨日よりもずっと多かった。
 終演後、国際通りの「じんじん」へ流れる。
 No WAR!


2003 / 3 / 15 ( sat )
晴れ


 1986年の夏、パリの街を3回通り過ぎた。最初
はパリ祭の前日、7月13日だった。ロンドンからの
夜行でパリに着いて、地下鉄でコンコルド広場まで行
った。ウロウロしているとジプシーのガキに襲われて、
危うく身ぐるみ剥がされそうになった。凱旋門にのぼ
ろうとしたら、バックパックを持ったままではダメだ
と言われた。祭り前日とはいえバカンスシーズンだけ
にシャンゼリゼは閑散としていた。
 南フランスからアンダルシアに抜け、モロッコに触
ってパリに戻った。シテ島近くのカフェで昼飯を食べ
た。愛想のいいギャルソンの言葉に「ウィ、ウィ」と
言っていると、テーブルには色んな皿が並んで、10
0フラン(日本円で2000円ぐらいか)近く請求さ
れた。旅も大詰めで金欠の身には痛い出費だった。
 そのままもう一度ロンドンに戻って、翌日パリに戻
った。到着したリヨン駅でトイレを見つけられずに、
あわてて駅前のカフェの地下にあるトイレに腹をかか
えて転がり込んだ。
 新井英一ライブ「シャンソンの夜」を聴きながら、
あんまりいい思い出のなかったパリの街ことを考えて
いた。でも、よくない思い出の方が印象的だったりす
るんだよなぁ。
 終演後、泊の「木精夢者」で打ち上げ。
 戦争反対。


2003 / 3 / 14 ( fri )
晴れ

 夜、リスペクトレコードの高橋さんと、琉球アンダ
ーグラウンドのキース・ゴードンさんとパレット前で
待ち合わせて、「チャイハナ」にてインタビュー。4
月に出る2ndアルバム「Mo-Ashibi」のプロモーシ
ョン。彼らは沖縄民謡とクラブサウンドをかけ合わせ
た新しい音楽を作り出している。今回は、南大東島出
身の内里美香さんや大御所金城実さんが、サンプリン
グではなく生の唄で参加。その良さはさらに増してい
る。
 取材後、発売記念のイベントをどこでやるか会場を
探す。「上海バンスキング」、「熱血社交場」、「四
月の水」、「ゴールデンナイトクラブ」、「乱波洞」
に寄って「ピンクサロン」まで。結局、「ピンクサロ
ン」で7月上旬にやろうということに。キースのDJ
とパフォーマンスのほか、アルバムに参加した内里美
香さん、金城実さん、與那覇徹さんにも唄と三線で参
加してもらうことになるはず。さらに、おそらくDJ
初体験のコザの大物にも出演交渉中。




2003 / 3 / 13 ( thu )
晴れ。


 沖縄市民小劇場あしびなーへ。5月の5周年記念公
演の打合せに。
 4月下旬には、某大物歌手のプロモーションをお願
いされる。



2003 / 3 / 12 ( wed )
晴れ


 久しぶりの気持ちのいい天気。お昼過ぎ、FM沖縄
へ行く。新井英一さんの「ハッピーアイランド」への
ゲスト出演のため。多喜ひろみさんは喉を痛めて、渡
嘉敷さんがピンチヒッター。




2003 / 3 / 10 ( mon )
曇り


 20日にアルバムをリリースする伊波緑さんのE-mail
インタビュー、アップしております。彼女の音楽の手
がかりになるはずです。是非ご覧ください。
 インタビューのページから入れます。



2003 / 3 / 9 ( sun )
曇り

 午後遅い時間、リウボウホールへ。映画「朋の時間」
の現場に立ち会う。中抜けしてムジカへ。今夜は「ジ
ャンボ・オブリガード」というイベント。ジャズピア
ニストの板橋文夫さんのトリオと沖縄出身でブラジル
在住のパーカッションプレイヤー翁長巳酉さんが加わ
ったユニットが出演する。
 リウボウホールの撤収の関係で、最初の2曲しか聴
けなかった。4人とも「即興番長」っていう感じで面
白かった。混沌とした音の遊びみたいなところから入
って、互いの手のうちを探しながら、徐々にグルーヴ
を作り出していく。CDでは伝わらない生の高揚感みた
いなものが感じられて楽しかった。2曲だけだったけ
ど。特に即興性を重視するこういう音楽は、ライブじ
ゃないと半分も伝わらないよなぁと、リウボウへの道
すがら考えていた。
 撤収後、「朋の時間」の監督の西山正啓さんと近所
の「よね屋」でメシ。話題は、沖縄の「革新」のふが
いなさについて。




2003 / 3 / 8 ( sat )
曇り


 モッズにて、比屋定篤子ライブ。昨晩よりもテンシ
ョンは高め。新曲も多くて、なかなかいいライブだっ
た。キャンディーズの「春一番」のカバーまで歌って
くれた。曲目は以下の通り。

<1st>
1.七色神話
2.三月の丘の上で
3.青い自転車
4.Love Me Tender
5.さらさら
6.乙女ノックアウトナイト
7.ウクレレラブ
8.今宵このまま

<2nd>
1.春一番
2.抱きしめてあげよう
3.いつもの席で
4.薄桃
5.風の祭り
6.月の宝石
7.祈り
8.夕日の唄
9.まわれまわれ

EC.君の住む街に飛んでいきたい

終演後「宮古そば愛」へ流れる。


2003 / 3 / 7 ( fri )
曇り


 恩納村のリザンシーパークホテル谷茶ベイで、普天
間かおりさんのインタビュー。昨夜、NHKの仕事が名護
であって、ここに泊ったとのこと。
 その後、校正をやりつつ、リウボウホールで今日か
ら始まった映画「朋の時間」に顔を出したりして、午
後4時に、故郷の山でお尻を痛めたというギタリスト
の笹子重治さんをホテルでピックアップ。ムジカに行
く。
 比屋定篤子ライブ。何となくサラリとした印象。終
演後、「Shishiiyu」へ。




2003 / 3 / 6 ( thu )
曇り

 午後早い時間に、石垣島へ行くおおたかさんと友部
さんを空港に送る。入れ違いでショーロクラブの笹子
重治さんが到着するが、こちらはそのままリハーサル
をするという比屋定篤子さんに任せて、リウボウホー
ルへ。今日は、下地勇ライブ。チケットは数日前に売
り切れてしまった。流石にエライ人気だ。
 立錐の余地もない感じで、最後列で音だけを時々聴
く。ミャークフツの言葉の意味はわからない。時々歌
の途中で客席から起こる、クスクス笑いを何だか悔し
く思う。でも、言葉の意味はわからなくても、そうい
うところを越えて響いてくる深い情感みたいなものが
感じられる。それと、曲の合間の喋りを聴いていると、
下地さんの記憶力の素晴らしさにも舌を巻く。少年時
代の島での小さなエピソード。そんな記憶の一つひと
つをていねいに拾い集めて作られた作品だから、これ
だけ多くの人の心をとらえるんだろうなぁ。
 終演後「なかむら家」へ流れる。



2003 / 3 / 5 ( wed )
曇り

 早い時間に取材などを片付けて、リハーサルに合わ
せてリウボウホールに入る。おおたか静流&友部正人
ライブの2日目。
 昨日は、ライブハウスで2部構成ということもあっ
て、少し緩やかにルーズな感じで進んだが、今日は1
部構成でタイトな感じで進む。2人のコンビネーショ
ンは、昨日よりもさらに1段階上がった感じがした。
きっと楽しんでもらえたんじゃないかなぁ。
 終演後、知人と出かけたおおたかさんと分かれて、
友部さん夫妻とともに、首里の「富久屋」で、小嶋さ
ちほさんと待ち合わせる。そこにやちむんの2人がや
ってきて、さらに「十いち屋」へ。車でお酒が飲めな
いので、プリンを食べた。3時頃家に戻る。




2003 / 3 / 4 ( tue )
曇り


 寒い日。午後早い時間、空港でおおたか静流さんを
迎える。現地マネージャーのガルベスさんとともに、
久茂地の「まんじゅまい」で昼メシ。その足で、パレ
ットくもじで、ラジオ沖縄の生番組に出演してもらい、
一人、再び空港へ向かう。今度は友部正人さん夫妻を
ピックアップ。ホテルにチェックインして、そのまま
モッズへ。
 おおたかさんと友部さんのジョイントライブ。素晴
らしい言葉とうたの世界が繰り広げられた。僕はモッ
ズのライブの時には、いつも受付の近くに立っている
ことが多いんだけど、少しレイアウトが変わって、座
って聴いていられるのがいい。
 2部で、おおたかさんが雨をテーマにした歌をうた
い、友部さんが雨をテーマにした別の詩を朗読した。
言葉と歌がからんだ、不思議ですごい世界が展開され
た。素晴らしすぎる。こんなのそれぞれのライブでは、
絶対に聴くことができないと思う。「美輪明宏に捧げ
る歌」なんていうのも良かったなぁ。ぼ〜っとうっと
りするような夜になった。
 終演後、「宮古そば愛」で、そばを食べて那覇に戻
る。ここのそばは個人的にベスト3に入る。



2003 / 3 / 1 ( sat )
曇り


 普段、必要なもの以外、あまり買い物はしないのだ
が、ネットを眺めていると、ついバタバタと余計なも
のを買ってしまう。昨夜はハードを持たないのに、
「ほぼ日」のホームページで、DVDのソフトを買ってし
まった。それと雑誌の定期購読を申込む。合わせて5
万円以上の出費。DVDのプレイヤーを買うと、さらにお
金が飛んで行くなぁ…。








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