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November   2003

2003 / 11 / 30 ( sun )
曇り


 お昼前、沖縄市泡瀬の沖縄県総合運動公園陸上競技場へ。沖縄かりゆしFCとサガン鳥栖の天皇杯サッカーの1回戦の
取材。台風の影響で風が強い。メインスタンド側からみて、
風は左から右に吹いている。ハイボールはかなりの影響を
受けるだろう。スタンドは昨年にくらべると明らかに少な
いがまずまずの入り。場内にはMr.Childrenの曲が流れてい
る。バックスタンドには「鳥栖に負けたらJは無理。勝って
みせろ」という強烈な横断幕。そう。ザスパ草津が飛び級
でJFL参加を決めたこともあるし、かりゆしもグズグズして
はいられないのだ。
 かりゆしの主将の松原は、風上のサイドを選んだ。攻撃
には逆風だが、前半をしのいで後半勝負とみているのだろ
う。
 予想通り、前半は風に苦しめられた。キーパーからのロ
ングボールは逆風でNGなので、ボールをディフェンダーに
渡して組み立てていく展開。チャンスは鳥栖のほうが圧倒
的に多かった。押し込まれてばかりで、かりゆしの決定的
なチャンスはほとんどなかった。
 ハーフタイム。メインスタンドの下に腰を降ろしている
と、鳥栖のスタッフが選手にアドバイスをする声が聞こえ
た。「外人のディフェンダーはガツガツこない。サイドバ
ックが弱い…」。ゴール裏のピッチレベルで眺めていると、
そういうことはまったくわからないんだな。
 後半開始直後、カメラを構えた瞬間に、かりゆしFCのミ
ッドフィールダー貞富が流し込んで、先制した。点数が入
る時ってこんなもんなんだよなぁ。シャッターは押したけ
ど、写真は撮れただろうか。以後も積極的に前に出るかり
ゆしFC。ボールは中央に集まりがちだ。もっとサイドに開
けよ〜、とブツクサ。13分、かりゆしFCルイ・コスタが右
サイドに入ると、ボールがサイドにも散るようになる。ル
イ・コスタからセンタリングのボールが次々と上がる。攻
撃の形がいいように回り出す。そう思ったのもつかの間、
25分過ぎ、細かくてイヤなつながれ方をする。風が強く、
少しでも上がってしまうと、ボールの動きの予測がつかな
い。追い風有利とばかりは言えないみたいだ。追加点を奪
うことはできないが、きっちりとディフェンスが機能して
いるようだ。
 長いロスタイムの後、ようやく終了の笛がなった。沖縄
県勢天皇杯初勝利の瞬間は、あまりにあっけなくおとずれ
た。
 終了後、加藤監督の話をぶら下がりで聞く。
「J2の鳥栖は44試合を闘ってきたチームで、大負けするこ
とがない。個人力があって、勝つのは簡単じゃないですか
ら、落ち着いてやりました。(貞富のゴールは)完全に崩
したゴールだった。狭い間を抜いて、きちんとシュートで
きた。
 沖縄県勢としては1勝目。こういう試合をどんどん見せ
られたらいいと思う」。
 そんな当たり前のようなやりとりが続いた。加藤監督っ
て1年契約だったと思うけど、来年以降もかりゆしに残っ
てくれるんだろうか?



2003 / 11 / 28 ( fri )
晴れ


 午前中、リウボウホールで、イタリアン・カルチャー倶
楽部のマルコ・マッセターニさんと打合せ。8月に行なう
イタリア映画祭の件で。今年はジュリアーノ・ジェンマが
来るらしい。リウボウホールにではないけれど。中学時代
の一時期、部屋に彼のポスターを貼っていた。映画をみた
わけでもなかったのに。
 午後、コザのあしびなーにチラシをもって行きつつ、「シャンティシャンティ」に寄って、内間さんに会う。
「Zazou」のカウンターのカフェが空いていたので、
「Switch」の沢木耕太郎特集を読みながら、ベーグルサン
ドを食べる。ショウコさんに、自身作という新しいチーズ
ケーキをいただいて、短いが贅沢な午後のひとときを過ご
させてもらう。
 

 

2003 / 11 / 27 ( thu )
晴れ

 2月に2本のライブが新たに決まった。
 2月5日、クラブDセットで、ji ma maとベベチオのラ
イブ。ji ma maは、10月にソークワクチンと沖縄でライ
ブをやった。1月21日にはソニーからのデビューが決ま
っている。ベベチオは、関西を拠点に活動中の男性2人組。
アルバムを聴かせてもらって惚れた。琉球放送の梅田さん
にアルバムを聴いてもらったら、速攻でパワープレイが決
まった。はっぴいえんど、サニーディサービスみたいなバ
ンドが好きな人にはたまらないはず。
 もう1本のライブは、尾崎亜美さん。2月28日にパレ
ット市民劇場で。6月に沖縄に来た時にインタビューをさ
せてもらったのだが、今回、縁があってやることになった。
 いずれも詳細は近日中にアップします。
 夕方、原稿仕事の打合せ。ライターが20人くらい召集
されていたのだが、顔を知っている人は半分にも満たなか
った。みんな本土から来ているのかな? と、自分のこと
は棚に上げて、ぼんやりと思う。
 沖縄のライターの待遇は10数年前にこの仕事を始めた
時にくらべて、確実に下がっている。(今日打合せのあっ
た仕事のことではありませんので、福田さん。念のために)
仕事は増えたがギャラの単価は下がって、質も低下中。観
光ガイドブックの類いがメインの仕事になることが多いわ
けだが、もう紹介するスポットもアイデアも出尽くしてい
る。あとは組み合わせと焼き直しでしのいでいるような感
じ。多分、これでは若いライターなんてきっと育ってこな
いと思う。仕事としては、面白い部分も多々あると思うの
だが、こういう状態が底なし沼のように続くと、やってい
る方は仕事に対して夢がもてなくなるんじゃないかなぁ。
 そんな中で、「チャイルドフッド」という編集プロダク
ション(出版社?)が株式を公開するというのは、とても
よい知らせだった。本の内容云々は別にして、こうした形
で業界に風穴をあけるというのは、結構痛快である。でも、
そんなことは私に全然関係のない話なんだけど。


2003 / 11 / 25 ( tue )
天候失念

 来週仕事で上京することになり、Yahooのオークション
で、エリック・クラプトンのチケットを競り落とす。それ
ほど良い席ではなく、定価の3000円引き。それから高良レコードで、大貫妙子のライブのチケットを買う。やっと見
れる。仕事のアポイントよりも、チケットを買う方が早い
とは、どうかしている。
 恩納村の居酒屋と那覇の居酒屋の取材。





2003 / 11 / 22 ( sat )
曇り

 人間ドッグ。2年半ぶりぐらいか。バリウム甘くて美味
しいが、ゲップを我慢するのに一苦労。自分の身体の内側
が、数字で表わされるのが面白い。1カ所、肝臓の数値が
平均値をオーバーしてた以外は特に変わりはなかった。
 午後、延々とテレビでサッカーをみる。

2003 / 11 / 21 ( fri )
曇り

 官僚的な小役人に悩まされる今日この頃。
 それにしても、旅行帰りは仕事がはかどること。



2003 / 11 / 20 ( thu )
曇り/雨


 8時前にホテルを出てバスで仁川国際空港へ。お昼前の
飛行機に乗って、1時間ちょっとで福岡に着く。沖縄から
の直行便があるのにどうして福岡経由なのかというと、行
きの火曜日には直行便がなく、帰りは予約がとれなかった
のだ。この日は福岡-沖縄の午後便は、平日なのにすべて
満席で、最終便しか予約がとれなかった。そういうわけで
チェックインだけして、映画でもみることにする。
 目指したのは、10スクリーンくらいあるキャナルシティ。「キルビル」にする。クエンティン・タランティーノ。「パルプ・フィクション」は好きだったけど、これは
どうだかなぁ。最近、ファッショナブルでスタイリッシュ
な映画には、ついていけてないかもしれない。
 最終便で沖縄へ。


2003 / 11 / 19 ( wed )
晴れ


 昨夜は、着替えもせずに本を読んでいるうちに気を失っ
ていたらしい。喉が痛くて明け方起きた。まだ酒が残って
いて、そのまま布団の海に沈む。起きたらお昼過ぎだった。
 昼飯は、前に行ったことのある明洞の石焼ビビンバ専門
の食堂を目指した。何度かグルグルと歩き回ったが探せず
に、別の店に入る。このあたりの店は、日本人とわかると
日本語メニューを出してくれる。ありがたいといえばあり
がたいが、何だか気分的には盛り上がらない。野菜ビビン
バを注文する。周囲を囲む様々なキムチの群れ。あまりの
辛さにほとんど手をつけることができず、メインディッシ
ュだけをかき込んで、再び雑踏へ出た。
 土産のキムチと海苔を買おうとロッテデパートの地下の
食品売場に行く。キムチの試食を売るオバサンは、楊子の
先に刺した楊子を手に「ハイ、ア〜ン」なんて言う。どう
いうつもりなのか知らないが、こういう場所では止めても
らいたい。
 そのまま南大門市場までブラブラと歩く。特に何を買う
でもなくひやかす。目新しいものがあるわけでもないけど、
どこの国も市場は楽しい。歩いているうちに眼鏡を買うこ
とを思いついて、適当な眼鏡屋に入った。1本3000円
ぐらいから作れるらしい。縁ありとチタンの縁なしの2本
のフレームを選んで、2つ作ってもらった、合計1万円足
らず。完璧に日本語オンリー。
 喫茶店で、東京から送られてきたゲラの校正をして、ホ
テルに戻って、確認の電話を何本か入れて、ファクシミリ
を送り返す。テレビでは衛星放送で相撲をやっていて、何
だか外国にいる感じがしない。
 せっかくだから焼肉を食べにいこうと思い、夜は再び明
洞の通りへ。日本円で1500円ほどの定食をとり、すす
められるままにビールを注文した。さらに昨夜のおばちゃ
んの屋台で真露を飲んでおでんを喰って、フラフラとホテ
ルに戻る。それにしても、日本語を話すポン引きから声が
かかるのは、どうしてなのか? 少なくとも僕には通りを
歩く人で、明らかに日本人だとわかる人はほとんどいない
のだが…。
 部屋でビールを飲みつつ、たまたま手にとった「不肖宮
嶋・国境なき取材団」を読みふける。戦場カメラマンの取
材・撮影のレポートなのだが、紀行文として読んでも面白
い。それにしてもこの宮嶋茂樹という人、面白すぎる。シ
ブイ(この人の口グセ)。沢木耕太郎の「深夜特急」以来の
衝撃かもしれない。


2003 / 11 / 18 ( tue )
雨/晴れ

 睡眠時間2時間で5時半起き。支度をして空港へ。福岡
行きの始発に乗る。飛行機の中では、ずっと眠り続ける。
福岡空港で4時間ほどの乗り継ぎ時間をやり過ごしてソウ
ルへ。また寝る。
 アホにもほどがあると思いつつ、飛行機のマイレージが
たまったのをいいことに、サッカーの試合をみにソウルま
でやってきた。韓国代表 vs ブルガリア代表。来年、ポル
トガルであるヨーロッパ選手権に行くつもりなので、そこ
に出場を決めているブルガリアの試合を何となく見ておき
たかったのだ。
 韓国は5年ぶりだ。98年にイスタンブールに行った時に
乗り継ぎで1泊した。街の感じは随分変わっていた。まず
飛行場が変わった。仁川に出来た空港は、アクセスは悪い
がとても大きかった。本当に大きくて安全で機能的な空港
を作ろうとおもったら、ある程度都心から離れていること
は仕方がないのかもしれない。成田はひどすぎるしにても。
 バスで明洞まで1時間ちょっと。アストリアホテルとい
うビジネスホテルに荷物を置いて、地下鉄でワールドカッ
プ競技場へ向かう。とても寒い。予報では最低気温が3度
だった。沖縄の仕事場にはまだエアコンが入っているとい
うのに。かなりの仕事を放ってきたので、電話がひんぱん
にかかってくる。ソウルにいることを伝えずに、沖縄にい
るフリをして対応する。海外で使えるのはいいが、海外通
話分はこっちもち。
 ワールドカップ競技場は、市内から地下鉄で30分ほど。
さすがに新しい。競技場の下はカルフールというフランス
のショッピングセンターがテナントに入っている。近所の
人は普段から買い物に来ているようだ。大型のスタジアム
を維持していく上で、これはナイスアイデアだと思う。沖
縄に出来るはずのサッカースタジアムには、是非サンエー
あたりを誘致してもらいたい。
 スタジアムの中の売店はファミリーマートだけと、少し
寂しかった。サンドイッチをつまんで、コーヒーを買って
スタンドの中へ。席は、バックスタンドの前から20列目の
ほぼ中央。サッカー専用スタジアムなので、遠くは感じな
い。ゲーム全体を見るのには悪くないと思う。客席は5分
の入り。日本の代表の試合は、発売と同時に売切になって
しまうのに、ちょっと意外な感じである。
 試合前のセレモニーは、韓国の伝統芸能の一団の演奏で
始まった。今、日本でやっているワールドカップバレーの
「NEWSニッポン」に比べるとはるかにいいと思う。いくら
ホームで日本での開催とはいえ、仮にも「ワールドカップ」
という名前がついていながら、ああいう演出の仕方は相手
チームにあまりに失礼だ。それとも、バレーという競技は、
ああいう演出のもとに行なわれるものなのだろうか?
 ブルガリアの選手は知らないが、韓国の選手は見知った
顔も多かった。アン・ジョンファンの人気は流石だ。でも、
一番みたい韓国選手は、チャ・ドゥリ。フランスワールド
カップのチャ・ブンクン監督の息子である。
 試合は開始早々から韓国ペースで進んでいった。日本と
同様に組織的にボールを回していくのは、東アジア独特の
サッカー作法なのだろうか。すごくきれいな印象のサッカ
ーが展開される。パスの交換とかポストプレーに対応して、
2列目、3列目の選手が飛び出してくるパターン。一方の
ブルガリアは、個人技頼りの部分も大きいが、カウンター
一発で局面を打開して、韓国ゴールに迫っていく。
 先制したのはブルガリア、FWのマンチェフが右サイドか
らのパスを受けてゴール左隅に流し込んだ。
 その後も同じような展開が続いた。韓国は組織的な責め
から、ブルガリアのディフェンスを何度も崩すものの決め
ることができない。組織的なサッカーというやつは、よっ
ぽどアイデアやひらめきを大切に活かしていかないと、パ
ターンに落ち込んでしまうと思う。
 アンちゃんのシュートはクロスバーにはじかれるし、途
中出場した市原所属のチェ・ヨンスのショートもキーパー
にセーブされる。お目当てのチャ・ドゥリは後半30分頃か
ら出場して、何度も右サイドから切れ込んでチャンスを作
ったものの、結局ブルガリアのゴールを割ることはできな
かった。
 最新のFIFAランキングで、ブルガリアは39位、韓国は22
位。韓国にとって決して強い相手ではなかったはずだが、
やはりユーロの予選を勝ち抜いたヨーロッパのチームだけ
に、ブルガリアの試合巧者ぶりが目立つ試合だった。
 明洞に戻って、屋台でおでんとトッポギ(辛い餅)をもら
い、真露の小瓶を1本空けて、近くのWA BARに入る。
CASSというローカルビールを1本もらって、最後にギネス
で締めた。ポルトガルの後に、アイルランドに足を伸ばし
てみようかなぁと少し思った。



2003 / 11 / 17 ( mon )
曇り

 お昼前、ショーロクラブ&畠山さん一行をホテルで拾っ
てFM沖縄へ。「ハッピーアイランド」出演。風邪をひいた
沢田さんのテンションが高い。
 その後、様々な議論を尽くした末、昼食場所が若狭の
「でいご食堂」に落ち着く。
 ザ・ライブ。今日も昨夜に続いていっぱいのお客さん。
昨日よりも随分リラックスした感じだった。
 打ち上げは桜坂の「悦ちゃん」で。2時頃に撤収する。


2003 / 11 / 16 ( sun )
曇り

 お昼にショーロクラブの3人を「島ぞうり」でピックア
ップ。午後2時前に、コザのでいごホテルに着く。ちょう
ど畠山さん一行も着いたところであった。チェックインし
てもらい、そのままパークアベニューの食堂「次男坊」へ。
畠山さんは昨日滞在したみゆきビーチで泳いだのだという。
おそるべし。テレビでは東京国際女子マラソン。高橋尚子
選手が独走中。でも、食事を終える頃には雲行きが怪しく
なる。
 午後4時半、モッズ入り。
 午後8時開演。ザ・ライブ。今回、ショーロクラブのラ
イブなのだが、「with 畠山美由紀」という部分に魅かれ
て足を運んだ人も多かった。そういう人にショーロクラブ
の演奏がどういう風に映るんだろうと思っていたが、皆、
一様に釘付け状態だった。1部はショーロクラブの演奏。
2部の3曲目から畠山さんが参加して5曲。「あなたの街
へ」、「津軽のふるさと」、「ベサメ・ムーチョ」、「記
憶」(新曲)、それとジャズのスタンダードを1曲(順不
同)。さらにアンコールで、ショーロクラブの「MARITIMA」
を。
 「あなたの街へ」はショーロクラブがプロデュースした
畠山さんのオリジナル。これは車内BGMでヘビーローテー
ション中だったので嬉しかった。「津軽のふるさと」は、
美空ひばりの曲。スゴイ。「ベサメ・ムーチョ」は、ジョ
アン・ジルベルトのトリビューロ盤で、ショーロクラブと
共演した作品。「記憶」は、12月に出るショーロクラブの
「SONORA」に収録された新曲。一つとして同じテイストの
曲がないということにとにかく驚かされた。カバー曲は、
どれも歌い倒すというのではなくて、自然に自分の色に染
めていく感じ。聴いていて気分が良くなっていくような。
 数千人規模のホールがソールドアウトになってしまう畠
山さんにとって、キャパ60人のモッズはどう映ったのか
は知らないが、お客さんは本当にラッキーだったんじゃな
いかなぁ。
 ホテル近くの「つぼ八」にて打ち上げ。



2003 / 11 / 15 ( sat )
曇り

 ショーロクラブのみなさんと、東村の民宿「島ぞうり」
まで大人の遠足。現地に譜面台がないことが発覚して、途
中コザの照屋楽器店で色違いの3本を購入。桃、水色、黄
色という地味なやつ。そのまま北へ向かう。車内では、ショーロクラブの新譜「SONORA」と比屋定篤子さんの新作
から5曲、笹子重治さんが参加した音源を聴かせてもらう。
どちらもいい出来。特に比屋定さんの仕上がりには感動し
た。
 ベースの沢田さんおすすめの前田食堂で昼飯。牛肉定食
は、肉全体がにんにく汁に包まれている感じ。道理で店の
外までにんにくの香りが漂ってくるわけである。3人がこ
の牛肉定食で、ベンドリンの秋岡欧さんだけがレバニラ定
食。どうでもいいんだけど。傾いた座敷の席でダラダラと
いただく。島ぞうりに着いたのは、午後3時前だった。通
りに面して「ショーロクラブコンサート」と大書きされて
いるのを見て、車内は興奮に包まれる。庭にはいろんな植
物で飾られた舞台とビールケースの座席が置かれていた。
 3人を降ろして、そのまま帰って原稿を書く。



2003 / 11 / 13 ( thu )
曇り時々晴れ

 来月、徳間ジャパンから2枚同時に出るコンピレーショ
ンアルバムの音源をまとめて発送する。
 1枚は女性ボーカルもの。もう1枚は「沖縄の海」をモ
チーフに作られた曲を集めた。
 「ニュースステーション」のオープニング曲ってU2なん
だ。今日知った。

<お知らせ>
 1月に予定していた高田渡さんのライブは、都合により
延期となりました。ご了承ください。


2003 / 11 / 12 ( wed )
曇り

 目の前のカレンダーの今日の欄にはNiel Youngと書か
れている。日本ツアー福岡公演。行きたかったなぁ。ハー
ベストファームの「ハーベスト」ってところは、彼のアル
バムタイトルからの命名なのだ。
 変わりに届いたばかりのスプリングスティーンのブート
盤を聴く。1975年8月、アルバム「Born to Run」のリリ
ース直前に行なったニューヨーク・ボトムラインで録音さ
れたもの。
 実はボトムラインの経営危機が表面化しているという
記事を見て、この日のライブが聴きたくなったのだ。

→Save the bottm lineのサイトはこちら。
http://www.savethebottomline.com

 ネットで検索していたら、偶然この日の音源をブート屋
のサイトから見つけることができたのだ。はっきり言って
音質は最悪。観客がカセットレコーダーを持ち込んで録音
したような音だ。曲間には客席の喋り声が入ったりグラス
の音が聴こえたり。でも、それが不思議な臨場感を作り出
している。すごく上り坂の時期だけに、荒削りなアレンジ
も不思議にいい感じに聴こえてくる。
 そういうこともあって、予想外に仕事が進んだ。インタビュー2本にコラム1本、その他もろもろ。やれば出来る
じゃないか。
 夜、サッカーのワールドユース壮行試合「U-20日本代表
vsU-20オーストラリア代表」を後半だけみる。開始早々に
PKで1点を失う。その後は攻めきれず。日本のお家芸の決
定力不足は若い世代にもちゃんと受け継がれているではな
いか。個人的には、泥臭く守り抜いて、何かの拍子に1点
入れて勝つというサッカーが意外と好きだということに最
近気づいたので、ガツガツ攻撃をしていけと言う気はない
んだけど、1点は入れないと勝てないんだよなぁ。


2003 / 11 / 10 ( mon )
曇り時々雨、晴れ

 午前中、家族でインフルエンザの予防接種を受けにいく。
 午後、インタビュー3本勝負。
 午後1時、那覇空港の喫茶店で、新良幸人さん。新作
「月虹(げっこう)」について。今回の作品は幸人が背負
っているものの大きさを象徴していると思う。どうしてソ
ロのアルバムを出さないのか、ずっと疑問に思っていたの
だが、唄・三線と真正面から向き合うのに、それだけの時
間が必要だったのだと話してみてようやくわかったような
気がした。
 午後3時半、宜野湾の事務所にて生熊朗さん。生熊さん
とはちょうど1年ぶりのインタビュー。静かに振り返って
もらって、これからの自身の音楽の在り方について聞く。 
 午後8時、北谷のレストラン「ZEN」にて、KEN子さん
を交えて「品味期限」の知花竜海さんに会う。「Clap
Hands!! 2」の話を軸に。彼が中国留学中に作ったバンド
品味期限のエピソードは楽しかった。知らない国の知らな
い町で、その土地の人とバンドを組んでレコーディングし
てCDを作るという、聞いているだけで興奮しそうな話。お
そらく彼らの音楽は、北京の音楽シーンの中でも相当に尖
んがってたんじゃないかなぁ。




2003 / 11 / 8 ( sat )
曇り

 夜中、滞在先の本部半島の「ON THE BEACH LUE」で、
携帯が鳴る。ベルギーから。小学校から高校まで一緒だっ
た、人気イラストレーターのアジサカコウジこと太田耕二
の展覧会をやることに。



2003 / 11 / 7 ( fri )
曇り

 夜、WOWOWで「太陽を盗んだ男」をみる。原爆を作った
主人公(沢田研二)が日本政府を相手に脅迫を繰り返すと
いう物語。テレビのナイター中継を最後まで続けろだとか
ローリングストーンズの日本公演を3週間以内に開催しろ
とか…。クライマックス、刑事役の菅原文太と草むらでも
み合いになっているところで気を失う。



2003 / 11 / 4 ( tue )
晴れ

 何となくやる気が出ず、映画をみに行く。ブルース・ウ
ィリスの「ティアーズ・オブ・ザ・サン」。酷い映画だっ
た。



2003 / 11 / 1 ( sat )
曇り

 自分で歌うわけでも重い機材を運ぶわけでもないのだが、
2日間の公演で結構ヘトヘトになっている感じがするのは、
気のせいではないはず。
 タワーレコードでシェリルクロウのベスト盤と大貫妙子
のベスト盤を買う。シェリル・クロウはもっとヘビーな感
じの音かと思っていたが、意外に軽くポップな印象を受け
た。さすがに耳にした曲は多かった。大貫さん。自作の解
説の中で「ロックは内在する思想で、ロックを演奏してい
ないからといってその音楽がロックじゃないとはと言えな
い」と書かれていた。同感。
 精算と打ち合わせを1つずつして早寝。




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