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April 2002

2002 / 4 / 30 ( tue )
曇りのち雨



 チェックアウトぎりぎりまで眠る。
昨夜は、イヴァン・リンスというブラジル人ミュー
ジシャンのライブをみに行くつもりだったが、サッ
カーを見ながら飲み過ぎて断念した。でも、スタジ
アムで飲むビールの味は、居酒屋なんかで飲むビー
ルの何倍も旨い。
 新聞のスポーツ欄を広げると、昨日の日本代表の
評価は中村俊輔をはじめ上々である。柳沢がいやに
低いポジションにいるなぁと思ってたら、あれは右
サイドだったんだ。何だか釈然としない気持ちのま
ま、新宿西口の小便横町で、唐揚げ定食(豚汁付)を
食べる。ここの豚汁は、いつ食っても絶品。
 午後1時からアコーディオン奏者のcobaさんのイ
ンタビュー。うまく都合がつかず、電話で話を聞く
ことになる。ホテルはチェックアウトしたので、し
かたなく新宿プリンスホテルの地下の公衆電話から
事務所に電話する。録音用のマイクを受話器につけ
て話をする姿を、不審に思う人もいたかもしれない。
隣りの電話で、請求書の話とか韓国語の会話が飛び
交う中、
「ルチアーノ音楽院で、現在やってらっしゃるよう
な、ポップな音楽スタイルは教えてもらえなかった
と思うのですが、そういうものをどんな風に身につ
けたのですか」
 などという質問をするなんてやっぱり変だ。
 渋谷に行き、アルテニア浪漫堂の友田さん(比屋
定篤子さんのマネージャー)とコーヒーを飲む。
 墜落の話なんて、飛行機に乗る前に読むもんじゃ
ないなぁと思いながら、羽田空港の待ち合い室で沢
木耕太郎の「イルカと墜落」を読み終える。この人
にしては、すごく肩の力が抜けた感じのする作品。
でも、「墜落」という物語の一番のヤマ場が最初か
ら見えてしまっているのは、何だか非常にいただけ
ないかもしれない。でも、ブラジルの旅行記として
は楽しめた。
 10時過ぎ、墜落することなく沖縄に着く。






2002 / 4 / 29 ( mon )
晴れ


 朝一の飛行機で東京に行く。
 ホテルに荷物を置いて、池尻大橋にあるフォーラ
イフレコードへ。原田知世さんの取材。見とれて話
にならず、ってことはないが一部そうだったかもし
れない。
 取材を終えて、国立競技場へ「島唄」を聴きに行
く。キリンカップサッカー、日本vsスロバキア。競
技場のてっぺんに近いところからピッチを見下ろす。
日本のサポーターは、キックオフ前からヒートアッ
プ。「島唄」はハミング(?)のようにサビの部分
が繰り返し歌われているが、少しフラット気味であ
る。天気がよく、ビールも進む。
 久しぶりに見る日本代表のサッカーは、組織力重
視のせいか、何だか退屈に感じてしまった。三都主
だけでなく、個人技で一変に状況を変えられるプレ
イヤーがいれば楽しいと思う。1点とったものの、
ゴールも何だか中途半端なものだった。中田と小野
が入ればまた違うとは思うが、今日のような試合で
は、ワールドカップ、多分予選敗退だろう。







2002 / 4 / 28 ( sun )
晴れ



 今日行なわれる、au主催のジャパンレゲエフェス
タに当選していたはずなのに、結局メールでチケッ
トが届かなかった。今回のチケットは、印刷物では
なく、携帯のメールだったらしい。携帯メールを使
わないので、何度か係の人とやりとりしたが、らち
があかなかった。何でそんな面倒臭いことするんだ
ろう? でも、きっと世間的には全然面倒臭くはな
いんだろうなぁ。話の種に見たかっただけなので、
どうでもいいのだが、それで失ったポイント(利用
金額に応じて積算されるらしい)は、どーなるのか。
 大混雑のコンベンションセンター界隈を横目に、
コザへ行く。鬼束ちひろという女性シンガーのライ
ブ。何かの縁があって、前のりしていたバンドメン
バーの一昨日の夕食場所を紹介したら、ライブに招
待していただいた。どこかのケータイ会社とは大違
いだ。
 開演5分前に沖縄市民会館へ着く。全然関係ない
のだが、PA席後ろの関係者席に案内された。チケッ
トは立見も含めてすべて売り切れなのに、僕の両側
は2つずつ席があいていて何だか居心地が悪かった。
 この鬼束ちひろさん。名前ぐらいは聞いたことが
あったが、音楽を聴いたのは、まったくといってい
いほど初めてだった。曲間と間奏の時に、必ずステ
ージドリンクを口にするのが気になるのだが、歌は
とっても上手〜(って俺が言うことでもないか)。
彼女が紡ぐ世界観は、多分的外れなんだけど、“オ
ンナの情念がいっぱいのヨーロッパの古城の夜更け”
みたいな感じがした。
 終わってリウボウホールへ。明日からの映画上映
の設営に行く。




2002 / 4 / 26 ( fri )
4月26日(金)
曇り



 普通の会社とかに勤めていると、定期的に何らか
の会議とか打ち合わせのようなものがあると思う。
営業会議だったり、企画会議だったり…。でもフリ
ーのライターで、基本的に1人で仕事をする僕は会
議とは結構縁遠い。時々編集会議とか、いろんな打
ち合わせとかもあるけど、それは、余所からお願い
された仕事に関すること。僕個人の(あるいはハー
ベストファームとしての)営業方針とか活動方針と
か(そういうものがあるのかどうかかなり疑わしい)
を議題に、誰かと話をすることなんてないわけだ。 
ある時、そんなことに気づいた僕は、定期的に一人
で打ち合わせ(会議)をするようになった。それは、
思いを巡らせるだけの単なる考えごとともいうのか
もしれない。でも、この定期的な考えごとのおかげ
で、頭の中が何となく整理されて、現在地が把握で
きたりするから不思議だ。
 今日、午前中は那覇に航空券を取りにいったつい
でに西武オリオンのコーヒーラウンジで、そんな風
に考えごとをしていた。何だか午前中の人気の少な
いホテルのラウンジって、知らない街にでもいるよ
うな気分だ。
 午後、新潟のライターの方に仕事をお願いされる。
東京の旅行雑誌の仕事なのだが、新潟経由での発注。
これも何だか不思議な感じがする。
 夜、沢木耕太郎の新作を買う。タイトルは「イル
カと墜落」。そういえば、この人ブラジルで乗って
た飛行機が墜落したんだよな〜。
 大島保克と原田知世を交互に聴く。我ながら不思
議なバランス感覚。





2002 / 4 / 25 ( thu )
曇り



 雑誌「マンスリーM」が届く。2月にブームの沖縄
レコーディングに同行取材をした記事が、中川正子
さんの写真とともに載る。わずか2カ月前のことが、
ひどく遠い日に思えるのだが、写真を眺めていると、
とてもリアルにその日の音とか空気とか気温を想い
出すことができる。
 白保での白百合クラブとの宴会とか、目の前で版
画を彫ってくれた名嘉睦稔さんとか、セッションし
たモン8をはじめとする若いバンドのメンバーとか、
川崎小学校の子供たちとか、とにかく鳥肌が立つ場
面の連続だった。
 記事は、宮沢和史さんがとてもいい話をしてくれ
ているので、一読の価値はあると思います。これを
読んだ方は、是非書店でお求めください。沖縄では
5月1日頃のリリースとのことです。
 午後、三宅伸治さんの事務所から電話。7月に沖
縄でライブをできないだろうかという相談。同じ時
期に、おおたか静流さんも来ることになっている。
それと7月は、友部正人さんも来るんだな。




2002 / 4 / 24 ( wed )
曇り




 大島保克のニューアルバム「島時間〜Island
Time〜」の発売日。いただいたジャケット付のサ
ンプル盤を改めて聴いてみる。何も言うことはな
い。ただただ、この音楽があることに感謝したいと
いう不思議な気持ちにおそわれて、延々と繰り返し
聴き続ける。
 元ちとせさんが大きく受け入れられる今の音楽シ
ーンならば、このアルバムも相当多くの人に聴いて
もらえるに違いないと思う。逆に、このアルバムが
売れないのであれば、元ちとせさんのセールスだっ
てフロックということになりかねないと思うんだけ
どなぁ。
 それにしても、プロモーションをやったのが随分
昔のことのように感じられる。沖縄でのライブまで
あと1カ月。是非、沢山の人に聴いてもらいたい。
 「流星」サイコー。





2002 / 4 / 22 ( mon )
晴れ



 ついに夏が始まった、っていう感じのいい天気。
暑い。イベント続きで、たまってしまった雑務をこ
なす。ようやく、ショーロクラブの新譜の「ニライ
カナイ」を聴く。珍しく(?)自信満々の笹子さんの
言葉の通りの出来。間に挿入された優しいやさしい
おばぁのお話も楽しい。唄も。すべてが絶妙なバラ
ンスの上で、見事に成り立っている気がする。1日
中かけておきたくなるようなアルバムだ。
 つくづく世界は広いと感じながら、昨日買った昭
文社の世界地図帳(1050円)を1ページずつ眺める。次
に旅立てるのはいつになるんだろうか。インドシナ
半島あたりが気になる。
 


2002 / 4 / 21 ( sun )
晴れ



 最強★プラネタリウムの昼の公演を見せてもらう。
今回の芝居のタイトルは「デブジャ'01」。とても一
言では説明できない。彼らの芝居はバーチャル・アド
ベンチャー・システムというスタイルで、客席も含め
て疑似冒険ができるというような設定になっている。
だからいきなり客席も芝居に参加させられたりもする。
 今回は、観光用の宇宙船が乗っ取られてドタバタ
が展開されるという内容。(全然内容の説明になっ
てないです) とにかく、ダンスあり、激しい活劇
シーンあり、映像ありと、実に盛り沢山で、エンタ
ーテインメントに撤している。すべてが細かに作り
こまれ過ぎてる印象も受けるが、今回は地元から参
戦した2人の役者が健闘して、芝居を違ったベクト
ルに引っ張っていた。
 それにしても、今年で3年連続。旅費はメンバー
の自腹、さらに大きな赤字を抱えながらも沖縄での
公演を続けていくという姿勢には心から頭が下がる
思いだ。でも、夏川りみさんがトークショーで登場
するという企画はどうかと思った。
 夕方、新井英一さんから電話。明日から韓国へ行
くのだそうだ。「清河への道」は、彼の地でどう響
くのだろうか。 




2002 / 4 / 20 ( sat )
晴れ



 朝7時30分。朦朧としながら那覇のリウボウホー
ルへ行く。今日、明日、東京の劇団「最強★プラネ
タリウム」の公演が行なわれるのだ。一日中、モウ
ロウとして過ごす。


2002 / 4 / 19 ( fri )
4月19日(金)
曇り



 目覚ましがわりのラジオの天気予報は、夕方から
晴れ。嘘のようだが本当らしい。177に電話して確認
した。昨日思いついたロビーはナシにして、予定通
り外でやることにする。
 ザ・ライブ。開場時間途中、オープニングアクト
のザ・サシキーズからスタート。地元のアコーステ
ィックデュオだが、あなどれない。おそらく、吉田
拓郎の影響を多く受けていると思われる2人の音楽、
個人的には結構好きかも。お客さんも続々と集まっ
てくる。続いては、ローリー。最初はウッドベース
を連れて来ると言っていたものの、結局1人での演
奏。「特別な夏」は、いつ聴いてもいいなぁ。最後
の曲でEPO&笹子とセッション。「僕が君を見つけた
あの夏は」。2つのギターと唄、そしてEPOのコーラ
ス。開演前に合わせたとは思えない出来映え。笹子
さんも絶賛するローリーのギターもすご〜く冴えて
いた。
 メインのEPOさんのステージ。昨日は昨日で素晴ら
しかったが、今夜は今夜でまったく違った雰囲気の
ステージ。幅広い年齢層に合わせた選曲。客の顔ぶ
れを見て、曲目もどんどん変わっていくようだ。カ
バーもガンガンやる。この徹底したエンターテイン
メント精神には脱帽してしまう。結局最後には客席
全部を自分のものにしてしまっていた。
 打ち上げ会場のちゃんくそばガーデンからは、新
里の山肌に大きく「EPO」と描かれた電飾。立て20m、
横30mあるそうだ。大笑いである。知らない人が見た
ら何と思うだろうか。それを考えただけでも笑えて
きた。






2002 / 4 / 18 ( thu )
4月18日(木)
曇り




 朝6時に起きて原稿を書く。オレンジ・レンジの
インタビューと新聞用の原田知世のCDレビュー。そ
の間、頭がクラクラするような電話が数本。コミュ
ニケーション・ブレイクダウンって感じ。明日の天
気も悪そう(佐敷町のシュガーホール横のつきしろ
広場でEPOのコンサートがあるのだ)で、さらにブル
ー度がアップする。
 雨の中のライブと言えば、一昨年の「ブラジルウ
ェイブ」をど〜しても忘れることができない。あの
日は、トップバッターの比屋定篤子さんが歌い始め
たところで、舞台から客席が見えないほどのものす
ごい豪雨に見舞われた。結局、電気系統がヤバくな
って、完全なアンプラグドでのライブをやることに
なったのだった。屋根のある比較的広いステージに
お客さんを上げて、その片隅を演奏スペースにして。
電気は一切なし。唄も楽器もすべて、生。そんな悪
条件をものともせず、そのすべてを素晴らしい音楽
に昇華させるミュージシャンたち。天気は全くあて
にならないが、音楽の力を信じられた夜だった。そ
れ以来、極力野外でのライブはやらないことに決め
ていた。
 明日は、雨が降ったらシュガーホールの中でやる
ことにはなっているのだが、何か堅苦しいホールの
雰囲気がEPOさんのイメージに合わないのだ。そう、
思ってたらいいことを思いついた。ロビーでやろう。
ロビーなら飲物もOKだし…。
 夕方、ホテルでEPOさんと笹子さんを拾ってコザの
MOD'Sへ。
 ザ・ライブ。予想以上に多くの人が集まってくれ
た。今まで聴いたこともないような懐かしい曲を披
露してくれて、ちょっと得した感じだ。例えば、
「くちびるヌード、咲かせます」というヒット曲。
昔はピンと来なかったが、笹子さんと2人だけだと、
とてもいい感じで響いてくる。昔の曲(山下達郎じ
ゃないけど、RCA YEARSみたいな)DUOのCDを出した
らいいのにと思う。
 ゴーヤーチャンプルーを食べたいというEPOさん
を、ゲート通りの19thホールに連れ出して、」タコ
ライスを食べる。午前2時過ぎ帰宅。
 




2002 / 4 / 17 ( wed )
曇り



 午後、EPOさん&笹子さんとNHKへ。「太陽カンカ
ン600」の収録。当日放送してくれるとのこと。
「海の中で泣いたなら」を歌って、インタビューを
収録。
 収録後、那覇港前の嶺吉食堂でメシを食って、コ
ザへ。オレンジ・レンジの取材。メンバー6人のう
ち5人が先月高校を卒業したばかり。1人はまだ北
谷高校2年に在学中だという。多分、何の確信も持
たず、好きな音楽をただ一生懸命楽しくやっている
だけの彼ら。それで売れれば言うことなしだと思う。
同じように一生懸命な感じの回りのスタッフもすご
くいい感じだった。
 サッカー、日本vsコスタリカ。何をしたいのかよ
くわからない日本。三都主頼みだけでは先が思いや
られるな〜。後半、ゴールネットが外れた時、日本
応援団による「島唄」の合唱が聞こえる。本当に歌
ってるんだ。





2002 / 4 / 16 ( tue )
曇り




 ワールドカップチケットの3次販売、予備抽選に
当たる。チュニジアvsベルギー。一応日本と同組な
ので、日本の予選突破に関わる試合になるはずだが、
別にどうでもいいと言えばどうでもいいカード。ま
だ予備抽選の段階で当たったわけではないが、気持
ちは中学の修学旅行以来の大分に飛んでいる。
 午後2時、リウボウホールで子供&親子連れのた
めのEPOライブ。EPOさんは、いつもと違うそれ用の
メニューでライブに望んでくれた。ライブでは予想
通り、泣き、叫び走り回る子供多数。そんな音も音
楽の一部にしてしまうEPOさんと笹子さんのパフォー
マンス。流石である。でも、小さな子供連れでライ
ブに行くのが難しいお母さんにとって、こういう昼
間の、子供同伴OKのライブっていいかもしれないと
思う。
 夕方、2人とともに佐敷のシュガーホールへ。金
曜日のライブのリハーサルをちょっとだけ。
 笹子さんに先月平良とみさんらをフィーチャーし
て録音した音源をいただく。部屋では明日取材する
オレンジ・レンジのCDがリピートされているので、
ちょっとだけおあずけ。笹子さん曰く、レコード大
賞企画賞狙いだそうです。





2002 / 4 / 15 ( mon )
晴れ



 午前5時にチェックアウトして、空港へ向かう。朝
一便で東京へ。日帰りと考えただけで疲れるみたい
だ。ニッカンスポーツにウルトラス・ニッポン(サッ
カーの日本チーム応援団)が、ザ・ブームの「島唄」
を応援歌として取り上げるという記事をみつける。
 午後、そのザ・ブームの宮沢和史さんに世田谷の
スタジオでインタビュー。今度出る沖縄アルバムの
プロモーションツールになる沖縄ガイドマップのよ
うな印刷物用。取材の性格から、約1時間半に渡って
音楽というより沖縄の話に終始する。「極東ラジオ」
の収録風景をチラリと見せてもらって、新宿経由で
羽田に向かう。本屋に寄る暇もなかった。






2002 / 4 / 14 ( sun )
晴れ




 本部のオン・ザ・ビーチ・ルーの浜降り祭へ。ア
マナ、大城美佐子さん、照屋政雄さん、小山良子さ
んらが出演する。砂浜に座って心地よく緩い時間を
味わう。ゆっくり海を見るには久しぶりだった。風
が強くて陽が落ちると急激に寒くなる。元ネーネー
ズの小山良子さんが、楽しそうに民謡を歌う姿が印
象的だった。そのまま、宿泊する。





2002 / 4 / 12 ( fri )
4月12日(金)
晴れ



 夕方、FM沖縄でBEGINのインタビュー。新譜と
「うたの日」コンサートの話題など。
 夜、キティMME(今はユニバーサルミュージックと
いうらしい)の宣伝の中島さんと、フジパシフィッ
ク音楽出版の渡辺さんと飲む。中島さんが大阪に移
動になるということで、送別ゴルフ大会に来たのだ
そうだ。久茂地で程よく飲んで、宜野湾のあしび
Jimaに移動。中島さんが担当していたというシンガ
ーソングライター岡北あゆさんのレコーディングの
打ち上げ会場に潜り込む。花粉症で歌録りがうまく
いかず、沖縄でのレコーディングになったそうだ。
そんなこともあるんだなぁ。



2002 / 4 / 11 ( thu )
曇り



 「笑っていいとも」テレフォン・ショッキング、
明日の出演者は、ザ・ブームの宮沢さん。昨日の打
ち合わせの席で、次を誰につなぐかという電話が頻
繁に入っていた。テレフォンショッキングって、も
っとプロモーション臭いという話を聞いたことがあ
ったので、ちょっと意外だった。でも、あの番組が
世の主婦層を狙っていたとは…。
 昼間、「いいとも」に出ていたガレッジセールに
電話でインタビュー。6月に沖縄でライブがあると
のこと。毎度のことだが、表情が見えないので電話
インタビューは難しい。
 新聞社に行くと、話題はモンゴル800の100万枚突
破のこと。数百とか数千の世界で勝負していると
(それでも苦労や面倒は意外に多い)、100万枚とい
うのがどういう状況なのか、全然推測がつかない。
何がいいとか悪いというのではなく、音楽の善し悪
しなんて、多分紙一重、髪の毛一本の差くらいしか
ないと思うのだが…。一番とまどっているのは、本
人たちかもしれないなぁ。何はともあれ、とてもす
ごいことだと思う。





2002 / 4 / 10 ( wed )
曇り


 湿気がすごい。午後シュリの事務所へ。「伽楽可
楽」次号とその周辺の出版物に関する打ち合わせ。
季刊と思って余裕でいたら、締め切りは結構目前だ
ということに気づく。
 パナリ本舗へライブのチケットを作りに行く。そ
こでは映画「ホテルハイビスカス」の撮影準備が行
なわれている。まだオーディションが続いている。
中江裕司によると主役の子は随分絞れてきたらしい。
すごくいいコがいるということなので楽しみだ。
 国際通りの居酒屋「じんじん」で、ザ・ブームの
マネージャーNさんと東芝EMI宣伝のIさんに会う。6
月に出るザ・ブームの沖縄アルバムのプロモーショ
ンに関する諸々。タイトルは「OKINAWA〜ワタシノシ
マ〜」になったとのこと。週明け、取材で東京に行
くことに。





2002 / 4 / 9 ( tue )
4月9日(火)
曇り時々雨



 暑いのか寒いのかよくわからない日。外出しそび
れて結局1日家で仕事をする。この1週間の締め切
りの数を数えたら、10以上あったので、数えるのを
やめた。




2002 / 4 / 8 ( mon )
曇り



 午前中、娘と遊びながら約1カ月分の帳簿をつけ
る。領収書を順番に並べてノートに書き込むだけな
のだが非常に面倒臭い。そもそも1カ月分も溜め込
む方がどうかしているのだが…。
 夜、佐敷のシュガーホールへ行く。来週のEPOライ
ブの打ち合わせ。基本的に一人で仕事をするので、
誰かと一緒に何かを作るということをあまりしない
せいか、こういう場を非常に新鮮に感じる。




2002 / 4 / 7 ( sun )
晴れのち雨



 朝は晴れていたが、午後から雨になる。
 夕方、クラブDセットへ。「水鏡」というヒット曲
で知られる鈴木一平さんのインタビュー。沖縄は20年
ぶりだという。「水鏡」以降、4〜5年はやっていけ
たそうだが、80年代半ば以降しばらくは辛い時代が
続いたという。
 最近のミュージシャンは、音楽で食べていこうと
する時、最初からインディーズというスタイルを選
択することも少なくない。でも、インディーズのシ
ーンそのものがほとんどなかった80年代初頭、音楽
で糧を得るには、事務所に所属してレコード会社と
契約をすると言うのが一般的だった。一度、そんな
形に慣れたミュージシャンの中には、その後、多く
の苦労をした人も少なくないはずだ。ある意味、イ
ンディーズからメジャーへ行くのは簡単。でも、あ
る程度一線で活躍した人がメジャーからインディー
ズに行くのには、相当な覚悟が必要なんだと思う。
 そんな辛い日々を乗り越えてきた鈴木さんは、非
常にすっきりしていた。
 この日のライブはFM沖縄の「for PM」のイベント。
北海道からのツアー客もいて、チケットは売切の超
満員。アンコールでは、前日まで沖縄でライブをし
た、細坪基佳らも登場してくれた。それにしても、
今日集まったフォークファンというのは、一体どの
辺に隠れているんだろうか。





2002 / 4 / 6 ( sat )
晴れ


 ジュビロ磐田の名波浩が復帰。
 99年のコパ・アメリカの時、「一生リーダーにな
れないタイプの人間」なんて、フィリップ・トゥル
シエに罵倒された名波。是非とも代表に復帰してト
ゥルシエをギャフンと言わせて欲しい。



2002 / 4 / 5 ( fri )
晴れ




 午前中、寝不足気味の4人を空港へ送る。喜納さん
に三線をもらったリンドレーは御満悦の様子だった。
洗車して、原稿の校正を2つ。1つは、今月末に出る
monthly mという雑誌の記事。2月末頃のDiaryにある
通り、某アーティストことザ・ブームの宮沢和史さん
の沖縄レコーディングのレポート。
 6月13日に、あの原田知世さんのライブをやること
に。2月3日のDiaryにもありますが、ゴンチチ経由の
紹介。唐突と思う人も多いかもしれないが、彼女の
音楽を好きな人は意外なほど多い。本人とギター2人
というアコースティックスタイルのステージは、き
っといいものにはるはず。近々ライブ情報にアップ
しますが、詳細は以下の通りです。

原田知世ライブ2002
日/6月13日(木)
場/那覇・リウボウホール
時/開場18:30 開演19:00
料/前売4500円 当日4800円(全席自由)
●前売チケットは4月21日(日)より、
リウボウ7階プレイガイド、チケットぴあスポット、
ファミリーマート各店にて発売開始。
問・電話予約/リウボウホール
エ098・867・1171



2002 / 4 / 4 ( thu )
晴れ



 
 午後、空港の貨物へロスアンゼルスからの荷物を
とりに行く。日本ツアー初日ということで、少々面
倒臭い。赤帽の軽貨物で会場のクラブDセットに運
ぶ。荷物は全部で300kg。中でも、90cm×90cm
×150cmほどの巨大なハードケースが目をひく。何が
入っているのかと思ったら、中からは各種のギター
が続々と登場。重いわけである。パーカッションの
ウォーリーのセッティングもすごい。小物がとにか
く多い。楽器のセッティングだけでたっぷり1時間以
上かかる。セッティングの合間、リンドレーが爪弾
くギターに、「うまいですね」と実に当たり前のヒ
ソヒソ話をする。ワンフレーズ弾いただけで、リン
ドレー・ワールドというやつが広がっていくようだ。
 ザ・ライブ。ミュージシャンの客多し。8時きっか
り。前座もなく、いきなりのステージ。リンドレー
は、アコースティックギター、ブズーキ、サズーな
どを弾き分ける。ベースにあるのは西海岸ロックサ
ウンド。それがアイルランドやハワイ、マダガスカ
ル、アジアなどを行き来する。様々に音色を変える
ギター、ベースのように聴こえたりバンジョーに聴
こえたりする。毎年半分は一緒にツアーをしている
というウォーリーとのコンビネーションも抜群だ。
それと声がいいのには驚いた。終演後はCDを買って
くれた客一人ひとりにサインする大サービス。リン
ドレーは現在レコード会社との契約がなく自主でCD
を製作。販売はライブ会場だけで行なっているとい
う。曰く「レコード会社との契約が面倒臭い」のだ
そうだ。
 30分で片付けて、国際通りの喜納昌吉さんの店へ。
最初に案内されたのは最上階のバー。何か初めての
雰囲気。笑顔で迎えてくれる喜納さん。二人はライ
・クーダーの紹介で会ったことがあるとか。リンド
レーは、マダガスカルの女性シンガー、タリカのア
ルバムに収録された「花」でギターを弾いている。
音楽を聴くだけの僕にはわからないが、ミュージシ
ャン同士どこか見えないところで通じあったのかも
しれない。
 喜納昌吉さんの要望もあって、2階のライブハウス
・チャクラへ移動。いきなりのセッションが始まる。
最初はリンドレーが三線を即興で、ウォーリーとセ
ッション。流石である。「津軽みたいだね〜」との
声もあったが、これは“カリフォルニア三線”かも。
さらにチャンプルーズが「チンチンキジムナー」、
「ハイサイおじさん」を演奏。最後は、リンドリー
のギター、ウォーリーのドラムにベース、キーボー
ドを加えての「花」というセッションが実現した。



2002 / 4 / 3 ( wed )
曇り



 夜、デビッド・リンドレー御一行到着。21時着の
便に乗っていたのは、パーカッションのウォーリー
・イングラムだけだった。国際線からの乗り継ぎで
荷物のピックアップがうまくできなかったらしい。
一旦、ウォーリーだけをホテルに送る。22時過ぎ、
最終便でリンドレーとサウンド・エンジニアのジョ
セフ・ジェームスが着く。少し疲れた様子だ。リン
ドレーは、招聘元であるトムス・キャビンの麻田さ
んとタクシーで行ってもらい、ジェームスとホテル
に向かう。車内を行き交うありきたりの言葉と不思
議な空気感。何だか東南アジアの町のタクシードラ
イバーにでもなったような気分だった。
 ジェットラグで疲れたというジェームスをホテル
に残し、ホテルの前にある居酒屋「海遊亭」へ行く。
ここは、安くていいんだけど、そろそろ松山で新し
い店を開拓しなければと思う。目の前を久しぶりの
英語が行き交う。理解度3割といったところ。BGMが
うるさいというのもあるけど…。そこに聴きなれた
メロディー、ワルツの「I LOVE ME」がかかる。いい
なぁワルツ。




2002 / 4 / 1 ( mon )
晴れ



 終日家で仕事をする。
 ニューヨークの友部正人さんからメールが届く。
今年のライブは秋に、竹富島の種子取祭の時期に合
わせる予定だったのだが、7月の終わりにしようか
とのこと。僕は、早い方がいいです。そういえば、
7月には、おおたか静流さんも来たいと言っている
ので、一緒にやってもらってはどうだろうかと、お
おたか現地マネージャーのガルベス城間さんにメー
ルを入れる。実現すると嬉しい。
 ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションの
デビューアルバム「アザディ」が届く。この「アザ
ディ」の意味は、アフガニスタンで使われるパシュ
トゥン語で自由、自主、独立という意味。このバン
ド、ヒートウエイブの山口洋とソウルフラワーの中
川のツートップを中心に結成された4人組のユニッ
ト。洋楽カバー、セルフカバー、新曲で構成されて
いる。洋楽のカバーの多くはオリジナルの日本語詩。
セルフカバーもオリジナルとは、まったく別な作品。
一曲目、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカ
バー「WE'RE GONNA HAVE A REAL GOOD TIME
TOGETHER」のイントロのリフからすでにゴキゲン
(死語)である。
 思えばここ10数年、ロックといえば10代〜20代前
半に聴いたものをずっと反芻するだけで、積極的に
新しいものを聴くことなんてほとんどなかった。だ
から聴こえてくるロックといえば、テレビやラジオ
で大量に垂れ流されるロックもどきの音楽がほとん
ど。そんな中でロックの革新性とか批判精神みたい
なもんを、泥臭いまでに持ち続けてきたソウルフラ
ワーユニオンとかヒートウエイブに出会えたのは超
ラッキー。音楽業界に毒されることもなく、いつま
でも尖んがったそのスタイルは表彰モンだ。来月、
ワールドカップとほぼ同時にスタートする彼らの全
国ツアー。ある意味、高原&柳沢の上を行くこのツ
ートップを是非応援に出かけたいと思う。


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日記帳(3) v1.02.00 エース