曇りのち雨
チェックアウトぎりぎりまで眠る。
昨夜は、イヴァン・リンスというブラジル人ミュー
ジシャンのライブをみに行くつもりだったが、サッ
カーを見ながら飲み過ぎて断念した。でも、スタジ
アムで飲むビールの味は、居酒屋なんかで飲むビー
ルの何倍も旨い。
新聞のスポーツ欄を広げると、昨日の日本代表の
評価は中村俊輔をはじめ上々である。柳沢がいやに
低いポジションにいるなぁと思ってたら、あれは右
サイドだったんだ。何だか釈然としない気持ちのま
ま、新宿西口の小便横町で、唐揚げ定食(豚汁付)を
食べる。ここの豚汁は、いつ食っても絶品。
午後1時からアコーディオン奏者のcobaさんのイ
ンタビュー。うまく都合がつかず、電話で話を聞く
ことになる。ホテルはチェックアウトしたので、し
かたなく新宿プリンスホテルの地下の公衆電話から
事務所に電話する。録音用のマイクを受話器につけ
て話をする姿を、不審に思う人もいたかもしれない。
隣りの電話で、請求書の話とか韓国語の会話が飛び
交う中、
「ルチアーノ音楽院で、現在やってらっしゃるよう
な、ポップな音楽スタイルは教えてもらえなかった
と思うのですが、そういうものをどんな風に身につ
けたのですか」
などという質問をするなんてやっぱり変だ。
渋谷に行き、アルテニア浪漫堂の友田さん(比屋
定篤子さんのマネージャー)とコーヒーを飲む。
墜落の話なんて、飛行機に乗る前に読むもんじゃ
ないなぁと思いながら、羽田空港の待ち合い室で沢
木耕太郎の「イルカと墜落」を読み終える。この人
にしては、すごく肩の力が抜けた感じのする作品。
でも、「墜落」という物語の一番のヤマ場が最初か
ら見えてしまっているのは、何だか非常にいただけ
ないかもしれない。でも、ブラジルの旅行記として
は楽しめた。
10時過ぎ、墜落することなく沖縄に着く。
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