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December 2002

2002 / 12 / 18 ( wed )
晴れ



 暖かい日。夏と変わらない服装で過ごす。注文し
ていたポストカードが岡山の印刷会社から届く。カ
ンボジアで撮影したカフェの写真とジンバブエとザ
ンビアの国境で撮った写真を使った2種類。随分値
段が安くなっていた。
 お昼過ぎに、比屋定篤子さんを自宅で拾ってFM沖
縄へ。FMでji ma maの2人と合流する。沖縄出身
のtell-me(ボーカル)と滋賀出身のmacky
(キーボード)の2人のユニット。彼女たちの音楽
がナカナカいいのである。冬の曇り空とかに合いそ
うな歌声じゃ、来年注目を集めるはず。ライブは2
0日にリウボウホールで。ラジオ初出演という2人
だったが「ハッピーアイランド」で、個性的な喋り
を聴かせてくれた。さらにFMなはの1時間番組「マ
ジカルミステリーツアー」へ出演。さらにラジオ沖
縄の番組にも。
 その間に一人かりゆしアーバンリゾート那覇へ。
沖縄かりゆしFCの新監督&ゼネラルマネージャー
加藤久さんの就任記者会見。さすがに注目されてい
るためか、「天皇杯」の会見のゆうに3倍の記者が
詰めかけていた。退団した19人の選手について、
平良社長から経緯の説明があったが、選手たちの言
い分との食い違いがあまりにも大きい。「監督やチ
ームへの不満は、どこのクラブにもあることだが、
クラブ側へもスジを通して欲しかった」という社長
の言い分も最もなのだが、このまま新しいチームが
出発するのもどうだかと思う。まだ、膿は出切って
いないと思う。
 ロックシンガー、加川良さんから丁寧な手紙とC
Dが届く。2月にライブをという話を進めていたのだ
が、暖かくなってからやることに。前回のライブは
1997年9月。来年実現するとなると、6年ぶり
になる。
 夜、「カラハーイ」&「K-mind」へ。




2002 / 12 / 17 ( tue )
晴れ


 映画「チベットチベット」のアンコール上映が、
リウボウホールで始まる。再映は客が集まらないも
のだが、まずまずの入り。
 夜、来年出る「島唄本」の撮影で民謡酒場&ライ
ブハウスを巡る。「チャクラ」、「宮古根」、「島
唄」、「なんた浜」。「カラハーイ」は定休日だっ
た。


2002 / 12 / 16 ( mon )
晴れ



 年明け、2人の女性アーティストのライブをやる
ことに。宮城小百合さんと普天間かおりさん。詳細
は、間もなくアップします。
 佐渡山豊の自伝、1回目を書き終える。誕生から
フォーク村前夜まで。約18年の人生を原稿用紙3枚
半ではとても書ききれるわけもなく、端折ったエピ
ソードも多数。今さらながら、インタビューという
仕事が面白いなぁと少しだけ感じる。
 夜中、コザの「姫」へ。ライブのチケットの回収
&写真撮影に。周囲は静かだったが、今夜も繁盛し
ていた。





2002 / 12 / 15 ( sun )
晴れ


 1日娘と過ごす。午後はテレビで天皇杯サッカー
を横目で眺めて過ごす。ジュビロ磐田vs国見高校。
公式戦でこういうカードが実現してしまうところが、
サッカーの面白いところだ。
 仕事場にはアルタンのアルバムが流れている。



2002 / 12 / 14 ( sat )
12月14日(土)
曇り



 天久の58号沿いにある「コンフォートカフェ」で、
朝から凡子〜Namiko〜さんのインタビュー。まだま
だちゃんと紹介されていない才能がゴロゴロと転が
っていることを実感する。




2002 / 12 / 13 ( fri )
曇り時々晴れ


 お昼過ぎ、コザの照屋政雄さんの三線店に行く。
タタバザールの根間辰哉さんが撮影、編集した照屋
政雄さんのビデオ「うた遊び」についてのインタビ
ュー。丹念に取材されたビデオは見ていてとても楽
しいものだった。様々なシチュエーションで表情を
変えながら披露される唄の数々。照屋政雄さんの持
ち味ともいえる、明るくコミカルな側面も十分に伝
わってきた。根間さんには、今年の一合瓶ライブも
収録してもらっている。来年の一合瓶ライブの時期
にはリリースできるかもしれない。
 インタビュー。サービス精神も旺盛な照屋さんだ
けに、話は楽しかった。映画「ホテルハイビスカス」
の撮影では、「本気にならないといけないと知らさ
れた」という。曰く「芸は真似ごとだが、中江監督
はそれでは許さなかった」らしい。そして「本気で
やらんと充実しないと思う」という結論に至ったと
のこと。テープレコーダーが止まった後に聞いた、
戦争の時の話はちょっと衝撃的だった。
 夕方、那覇でタルバガン一行を拾って再びコザへ。
モッズにて沖縄ツアー2日目。今日は沖縄側からの
ゲストはないものの、嵯峨治彦さんのマネージャー
でもある田中孝子さんが、朗読とパーカッションで
参加した。お客さんはジワジワと増えて満席となる。
モンゴル、トゥバ共和国の音楽、喉唄、馬頭琴と聞
くと、何だかお勉強臭いライブと思われる人もいる
かもしれないが、タルバガンのライブには全然そん
なところがない。とにかく面白くて、純粋にエンタ
ーテインメントとして楽しめるのがいいと思う。終
演後には、馬頭琴持参で嵯峨さんに指導をこう人や
等々力政彦さんから喉唄の指導を受ける人もいた。
来年以降、さらに広がっていくかもしれないと思う。
 片付けをして、中の町の「宮古そば・愛」へ行く。
絶品のそばにここのそばが一番うまいと絶賛の嵐。
一行を那覇まで送って、午前3時帰宅。






2002 / 12 / 12 ( thu )
曇り



 昨夜、NHKの放送が終わってから今日の午前中にか
けて、タルバガンのライブに関する問合せ多数。期
待してクラブDセットへ行く。でも、入りは今一つ
だった。
 今日は、那良伊千鳥さんがゲストで歌ってくれる。
タルバガンの2人は、「月ぬ美しゃ」などをやれれ
ばと考えていたようだが、千鳥さんが持ち出したの
は、八重山の古謡。でも、これが馬頭琴と喉唄にピ
ッタリと会った。最初は手探りの感じもしたが、後
半ではとてもいい形のハーモニーが生まれて盛り上
がった。「1+1」が、3とか4になる瞬間に立ち
会うのは、いつも楽しい。このことがきっかけで、
互いのインスピレーションがさらに広がるといいな
ぁと思う。
 終了後、静かに若狭の「でいご食堂」へ行く。






2002 / 12 / 11 ( wed )
晴れ



 喉唄ユニット、タルバガンのプロモーションデー。
お昼過ぎに、小禄のホテルエアポート那覇で、ピッ
クアップして、FM沖縄へ。「ハッピーアイランド」
へゲスト出演のため。多喜さんは生ホーミーに感激
の様子だった。その後、豊見城市のNHKへ。夕方の
ニュース番組のインタビューコーナーの収録。パー
ソナリティーの赤嶺さんも、タルバガンの2人に習
って、ホーミーに挑戦する。女性がダミ声を出すの
って難しいよなぁ。さらにFMなはへ。田村さんの番
組「マジカルミステリーツアー」への出演。本番2
分前に到着する。その後、彼らを残して、一人コザ
に向かう。キャンパスレコード近くの喫茶店「さん
しょう」にて、佐渡山豊さんと会う。来週木曜日か
ら琉球新報に4週続けて連載される彼の自伝の取材。
今日はとりあえず1回目、沖縄フォーク村以前の話
を聞く。その言葉からは60年代初期のコザの風景
がリアルに浮かび上がってくるみたいだ。
 先日の「トラトラトラ」、年明けにビデオでリリ
ースされることになったらしい。



2002 / 12 / 10 ( tue )
曇り



 朝、三上寛さんほどミルクに似ているミュージシ
ャンはいないだろうと思う。
 昼に外出。沖縄テレビへ。「DEEP BEAT」の収録。
比屋定篤子さんについていく。マネージャーではな
いのだが、ライブの告知も兼ねているので。彼女は
18日に出るコンピレーションアルバム「Clear」
に収録された「いつもの席で」を歌う。沖縄テレビ
のアナウンサーの仲地恵さんから、ワウツのニュー
アルバム「Okinawan Christmas」を購入する。
撮りが終わって楽屋に戻ると、そのワルツのローリ
ーがいた。
なかなか原稿を書く時間がない。夜、1週間前くら
いから止まっていたビギンの原稿がようやく上がる。








2002 / 12 / 9 ( mon )
曇り


 寒い日。東京が大雪で飛行機が飛ばないかもと心
配していたが、トラトラ御一行は夜の飛行機で帰京
した。遠藤ミチロウ&石塚俊明は、嘉手納のマルチ
メディアセンターのスタジオにてレコーディング。
 夜、浦添の「GROOVE」にて三上寛のライブ。三上
の一番弟子の又吉究、サッチーの2人がオープニン
グで登場する。
 三上は、白いエレクトリックギターをかき鳴らし、
ステージの上を歩き回りながら、まるで芝居のセリ
フを吐き出すように吠え続けた。寒い夜に聴く三上
寛はしみるなぁ。



2002 / 12 / 8 ( sun )
曇り時々雨


 コザのピラミッドにて「トラトラトラ」。非常に
慌ただしくて、ほとんど聴けなかった。そんな中で
唯一耳に残ったのは、佐渡山豊。ローリーのエレキ
ギターと頭脳警察のTOSHIのドラムでの演奏は、音が
とてもタイトで非常にシャープに聴こえた。この3
人で一発録音なんていうのもいいかもしれない。
 終演後、近くの「もろみ食堂」で打ち上げ。疲れ
た。


2002 / 12 / 7 ( sat )
曇り


 夕方、頭脳警察、遠藤ミチロウ、三上寛。トラト
ラトラ御一行到着する。


2002 / 12 / 6 ( fri )
晴れ



 お昼前、佐渡山豊さんと空港で待ち合わせて、
「トラトラトラ」に出演する中山ラビさんを拾う。
そのまま、牧志公設市場2階の食堂へ。喜んでもら
えたが、どうもツーリスティックな雰囲気が好きで
はない。味も決していいとはいえないし。本来的な
ホスピタリティの精神というのがどこか欠如してい
ると感じる。
 壺屋の喫茶店「南窯」で話を聞かせてもらう。ラ
ビさんは一時10年以上、音楽を辞めていたという。
90年代後半に歌い出してからも、歌うのは、昔作
った曲だけで、新曲は一切作らないし、歌わないの
だそうだ。先にもらっていたアルバムの曲は新曲ば
かりだと思い込んでいたので、ちょっとビックリす
る。
 勝連でライブをやる2人と分かれて、コザのモッ
ズへ。内田勘太郎トリオ2日目。今や勘太郎さんの
ホームタウンともいえるコザだけに、昨夜とはうっ
て変わって超満員になる。相変わらずゴキゲンであ
った。オープニングアクトのSHIBAの唄とギターも
素晴らしかった。
 こういう自分が素晴らしいと感じるものを、誰か
に伝えることはとても難しい。さらにライブに足を
運んでもらうとなると、そのハードルはさらに高く
なる。悩みはつきないなぁ。
 終演後、山城ハルおばぁが一人で営む、胡屋の
「おでん屋新宿」にて、絶品てびちをいただく。座
敷におばぁの布団が敷いたままになっているのが、
実に妖しく悩ましい。
 いよいよ、明日は、「トラトラトラ」御一行が沖
縄入りする。

 かりゆしFCの選手の退団のことがいろいろ問題に
なっていますが、以下のサポーターのサイトに詳し
い経緯が掲載されています。興味のある方は、是非
のぞいてください。

http://homepage2.nifty.com/DAI-DAI/


2002 / 12 / 5 ( thu )
曇り時々雨



 午後、おきなわJOHO編集部にて、LiL'AI(リル・
アイ)という女性アーティストのインタビュー。石
垣島出身の沖縄育ちとのこと。
 さらに浮島通りのJESに移動して、アイロウ&タカ
のインタビュー。これだけ多くの人の取材をしてい
ながら、2人とは初対面だった。でも、色んなとこ
ろで見かけるので初対面という気がしない。
 午後4時、クラブDセットへ。内田勘太郎トリオ
ライブ。オープニングアクトでSHIBAさんが歌う。今
回の、那覇&コザの2DAYS。集客的に非常に苦戦す
る。でも、もともと楽勝っていうライブは、ほぼ1
00%ないもんなぁ。人によってはチケットの手売
りをした方がいいと言う人もいるんだけど、個人的
には手売りがいいこととは思えない。長く続けてい
くことを考えると。手売りって、その時の集客は多
くなるかもしれないけど、次につながることはあま
りないんだよなぁ。それよりもきちんとプロモーシ
ョンをして地道に少しずつ広げていくというやり方
が賢明だと思うわけです。
 ライブは、当然素晴らしいものだった。ゴキゲン
という死語のような言葉があるが、多分、「ゴキゲ
ンな音」というのを最も正確にあらわしているサウ
ンドだと感じる。次はもっと多くの人に来て欲しい
なぁ。


2002 / 12 / 4 ( wed )
曇り時々雨(東京)晴れ(沖縄)

 レアルの興奮が残る昨夜はよく眠れなかった。6
時半に起きて、とっととホテルをチェックアウトし
て、満員電車で新宿へ行く。
 午前9時半から、トム・ラブランクというアメリ
カ・インディアンの詩人&アクティビストのインタ
ビュー。昨日来日したばかりなのに、昼の飛行機で
沖縄に帰ると話をしたら、リスペクトレコードの高
橋さんが、早い時間にも関わらず時間をとってくれ
た。
 彼はヒートウエイブの山口洋と細海魚と、
「EagleTalk」というアルバムを12月18日に発売
する。ギターとキーボードをバックに披露される彼
の言葉の向こうには、深い悲しみと怒りと優しさ、
そしてアメリカ大陸の地平線が広がっているようだ。
吐き出されるのは、今、2002年の12月に必要
とされる言葉、言葉、言葉。曰く「ジョージ・ブッ
シュへのクリスマスプレゼント」だとか。なるほど。
 通訳の女性(美人)の通訳も完璧で、何だか楽し
い時間だった。
 昼の飛行機で沖縄へ。夜、コザのピラミッドで
「トラトラトラ」の打ち合わせ。いよいよ目前に迫
ってきた。

2002 / 12 / 3 ( tue )
晴れ


 昼の飛行機で東京に行く。品川プリンスホテルに
チェックインして、新横浜へ向かう。横浜国際総合
競技場。TOYOTA CUP、レアル・マドリッドvsオリ
ンピア観戦のため。TOYOTA CUPは今年で終わると
いう噂もあって、レアルが出場するとなると、足を
運ばないわけにはいかなかった。
 目の前にロナウド、ジダン、フィーゴ、ラウル、
ロベルト・カルロスがいるというのが何だか信じ難
い。マドリッドのファンは毎週このメンツのゲーム
を観ていると考えるとうらやましいよなぁ。
 試合は当然のように2-0で、レアルが勝った。オ
リンピアもカウンターで何度かチャンスがあったけ
ど、観ていてすごくゴールが遠い気がした。
「Number」という雑誌に書かれていたけど、オリン
ピアのサポーターは、この試合を観るために、パラ
グアイから1カ月かけて船で大平洋を渡ってきたそ
うだ。すべての人がそうではないと思うけど、そん
なことを考えると、何とか1点でも返せたらよかっ
たのに。
 表彰式の後、会場に静かに流れ出したのは、クィ
ーンの「We are the Champion」(それにしても、
このスタジアムの音響はすごくクリアだ)。それと
ほぼ同時にウイニングランを始めるレアルの選手た
ち。その時、これまでに感じたことがないような強
烈なカタルシスが襲ってきた。


2002 / 12 / 2 ( mon )
晴れ


 明日、1泊で東京へ行くためあわただしく過ごす。
終わらない原稿を書き、ゲラを戻し、打合せに出る。
 午後、ソニーインターナショナルの森さんと放送
局を回る。ショーロクラブのプロデューサーでもあ
るのだが、今月20日にリウボウホールでライブを
やるji ma maのプロデューサーでもある。ji ma
maはいいです。その後、来年進むであろう某企画に
関して話す。


2002 / 12 / 1 ( sun )
晴れ




 気持ちよく晴れる。泡瀬の沖縄県立総合陸上競技
場へ。天皇杯サッカーの1回戦。かりゆしFC vs
HONDA FCの取材に行く。サッカーの取材なんて初
めてだ。嬉し〜。プレスパスとビブス(ゼッケン)
を受け取って、建物の中に入る。何の段取りもわか
らずにただ珍しくてあたりをウロウロする。コンサ
ートのバックステージとは何だか全然印象が違うな
ぁ。ピッチサイドからスタンドを見上げると、沢山
の観客がいた。緊張しつつ試合前の記念写真を撮っ
て、HONDA FCサイドのゴール側へ移動する。(基本
的にかりゆしFCのゴールを狙うので)
 俯瞰ではなく選手と同じ目線で見るサッカーの試
合は初めてだった。テレビでみている時は、ボール
を出すべきスペースとかもわかるのだが、平面では
難しい。例えば、右のサイドバックでボールをとっ
たら、逆サイドの前線にボールを出してくるのかな
〜と思っていたが、相手もいることでなかなか難し
い。でも、臨場感満点で一人すっかり楽しませても
らった。結果はかりゆしのVゴール負け。
 ショーロクラブのメンバーをピックアップするた
めに、試合後すぐに那覇に向かう。レコーディング
のリハーサル中のムジカで拾って、コザのモッズへ
行く。
 今日は、古謝美佐子さんが足を運んでくれて、1
部の最後で「ニライカナイ」バージョンの「童神」
を歌ってくれた。さらに2部ではYaeさんの歌。今日
のお客さんはラッキーでした。
 日曜日で「宮古そば・愛」が休みということで、
那覇の「ステーツサイズ」に行く。
 帰宅後、朝日新聞のサイトをみてビックリ。かりゆ
しFC19人が退団って…。




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